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祝・再アニメ化!シャーマンキング読み返してみたら、あの頃と感じ方変わってた。

どうもシャーマンキングの主人公と名前が一緒の押方です。
(読みだけですが)
再アニメ化を勝手に祝してシャーマンキングを読み返してみました。


シャーマンキングといえば日本最古のシャーマン家系・麻倉家の末裔である麻倉葉が、そのシャーマン能力を駆使して、宿敵の最強陰陽師・ハオと戦っていくお話です。(詳細のあらすじはwikiでも読んでください、すみません笑)

幼い頃、あれは小学生だったと思います。友人たちとシャーマンキングにハマってました。丁度アニマックスで放映されていて、たまたまアニマックスを見てる友達が多かったのです。
田舎出身のボクは田んぼのあぜ道で、小学校の帰り道、よく技のまねをしてみんなと遊んでいました。

ボクの名前が容(よう)であることから、当時仲の良かった男子に「ようのダンナ」と呼ばれていました。(作中で主人公・麻倉葉がそう呼ばれています)ボクもまんざらでもない感じで嬉しかったのを覚えています。一応葉は主人公ですし。。。
ボクをダンナと呼ぶそいつは木刀の竜にとても憧れていて、結構喧嘩っぱやくてやんちゃな奴だったのですが、夢を叶え(木刀の竜はヤンキー設定です)立派なヤンキーとなり、今では奥さんと子供と幸せに暮らしています。

一方ボクはというと、残念ながら麻倉葉のようにはなれず、色々挫折しながらなんとか今を生きています。

前置きが長くなりましたが、今回シャーマンキングを読んであの頃は気づかなかったことがありました。
それは「意思の力」について書かれている点です。

シャーマンの強さは精神の強さに左右されます。それゆえ「意思の力」が大事だと。
作中では最終的に意思の力により、ちぎれた腕や貫かれた胸の再生は勿論、死者の蘇生までやってのけます笑

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前段でも触れた木刀の竜がシャーマンになるべく修行するシーンです。

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・全ての事は出来るという思い一つで事をなす
・しかしこれが人間にとって一番難しい
・思いは形がない、だからもろい

特にボクは広告代理店という、実家のおばあちゃんに何回説明してもなかなか理解してもらえない変な業界で働いているのですが、
まさにこの業界では「意思の力」が求められます。

商品を持たない代理店は何を売っているのか?

よくこんな問いがあります。
そして模範解答として、「ひと」だという答えがよく用いられます。

それは間違いではないが、ピンポイントではないなという感覚がありました。
ボクは代理店は「意思」を売っていると思っています。
いくら広告がデータドリブンになったとしても、所詮広告は予想の域を越えません。無理くり例えるならば、100円出せば100円のりんごが手に入るのとは違い、100円出して良いりんごが手に入る可能性が高い!という所までしか言えないのです。

では広告主は何にお金を払うのか、それは我々代理店(提案者)の意思だと思います。こうした方が絶対良い!という思いにお金を払っているのだと考えています。

データや事例はその意思に説得力を持たせる材料でしかないことを、時々忘れてしまいそうになります。データや事例で固めたその提案に、「意思」が乗っているか?

「意思=「熱量」と言い換えてもいいかもしれません。

「熱量」なき提案をしていないか。

シャーマンキングを読んでいてそう問いかけられたような気がしました。

いや問いかけているのは確実に自分なのですが、ドキっとしたので、ここに記しておきます。

形なき思いはもろい。なので形にしておきます。

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