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ハシヤ系スパゲティ🍝納豆の魔術「スパゲティNokishita」

友人たちが足繁く通っている新宿三丁目「スパゲッティnokishita」。恵比寿「アンクルトム」で修行後に2007年創業した、和風スパゲッティの発祥であるハシヤ系のお店。ちなみに和風スパゲティは、タラコスパが「壁の穴」で始まり、その後に納豆スパは「ハシヤ」で始まって広がった。今やハシヤ系の有名店は両手で数えられないほどだ。ここのお店は新宿三丁目駅C5出口から歩いて1-2分の繁華街にあり、お店の前には4-5人待ち。しかし行列慣れしていて、並んだお客にメニューを渡してオーダーを取っている。中は木造でピノキオとゼペットじいさんの家のような素敵な雰囲気。

 オーダーは「タラコとウニとなっとう」@1,100。『本当にこんな組み合わせが合うのか?』と訝しむ気持ちが強かった。しかし先人たちの絶賛を信じることにして、一歩前に踏み出すことにした。出てきたスパゲティの、先ずは「タラコとウニ」部分を食べてみる。ここはタラコソースとウニソースが両方かかって混ざったという感じで、美味しいけれどわりとプレーンな印象。しかし傍に固まっていた納豆を混ぜると、味が一変する。ひきわり納豆のフワフワ感で、スパゲティがメレンゲ状態に突入。まるでラピュタ「龍の巣」の雲に巻き込まれたバズーの心境。美味しさは2倍どころではなく、10倍返しだ。あっという間に平らげてしまった。うんうん、みんなの言うことを信じてよかった。この感激は「タラコとウニとイカ」なんかをノーマルにオーダーしていたら絶対に味わえなかった。まだまだここにはメニューが数多くあるし、こうなると修行先だった「アンクルトム」や本家「ハシヤ」にも行ってみたくなった。

https://s.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13012182/


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