見出し画像

長野県の昆虫食

長野県は海なし県であるからか、ずっと昆虫食を実践してきた。伊那料理を出す、阿佐ヶ谷の居酒屋「春日」。ここを紹介してくれた友人は、生粋の伊那人。路傍や山野のイナゴや蜂の子を捕獲して、母子伝来の調理で食べるのが日常だったそうだ。「春日」では、3種類の昆虫食メニューがある。いずれも佃煮であった。
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131905/13094214/
①イナゴ
稲を食べる害虫として大量捕獲した後に、食用とされたという。串焼き、鍋で炒める、佃煮などで食用とされている。食用としているのは、長野県が代表的な例。食べるとバリバリ固くて、慌てると口内を傷つけかねない。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/いなごの佃煮
②蜂の子
長野県が有名だが、日本全国の山間部で、甘露煮、佃煮、炊き込みご飯として食用される。クロスズメバチがメインで、スズメバチ、ミツバチ、アシナガバチなども対象。イナゴより柔らかくて食べやすい。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/はちのこ
③ざざむし
伊那市から天竜川上流のカワゲラ、トビゲラなどの水生昆虫の幼虫。主に佃煮や揚げ物にして食用。「ざざ」は川音が「ざーざー」音がする、または生息する「浅瀬(ざざ)」と呼ぶところからの呼称。今では高級食材で、佃煮の瓶1本が3千円もする。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ざざむし

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?