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東京都立大学同窓会「八雲クラブ」の業務を一部返還

長年お手伝いしてきた東京都立大学同窓会「八雲クラブ」。渋谷のマンションの一角を買い取って、そこを同窓会館とした。活動内容は第一に同窓生への部屋の貸し出し。部屋のメインテナンスのために、週に2回交替で清掃や部屋利用の受付を行っていた。第二に「八雲サロン」という同窓生の月イチ勉強会。飲食をしながら、同窓生である講師の仕事ぶりを聴くフランクな会だった。しかしながら運営メンバーも高齢化。先が見えないということで、建物を管理するTDSまたは同窓会事務局に活動を返上しようと交渉した。
 結果的には大変だった。同窓会事務局もTDSも「忙しくてできない」「財源がない」の一点張り。司会をしている総務委員会はオロオロ。南大沢に本部がある東京都立大学同窓会にとって、渋谷にある「八雲クラブ」は利用するには便利な場所で、管理するには遠くて不便なロケーション。東京都立大学同窓会にある複数の委員会は、企画こそすれ、ルーチンはやっていない。それはそうだ、理事の多くは現職を持ち、そんな暇はないだろう。しかし「八雲クラブ」だけはそれをこなしてきた。前委員長のK氏がリタイア後に同輩を組織して運営していたからだ。われわれはそこを引き継いだが、中心になって裏方を担ってくれたN氏が傘寿を迎えたことで、業務返上を決意した。
 結果的にはごく一部の返上が認められただけだった。そこからが大変だった。1️⃣会計業務返還に伴う諸金融機関の手続き2️⃣会議室予約システムの新規開発3️⃣残された期間での設備投資(IH クッキングヒーターの導入、冷蔵庫買い替え、机キャスターの交換、居室電灯のLED交換など)。ほとんどを周囲に丸投げされて、死に物狂いの準備だった。もうこうなったら、やれるところまでやって、できなくなったらギブアップするしかない。後進を育成できなかった以上は仕方がない。八雲クラブのあるマンションに建て替えの話しが出ているが、建て替え時が潮時か。
https://dousoukai.fpark.tmu.ac.jp/activity/club/index.html


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