見出し画像

インカーンネーション=受肉

尾久キリスト教会のアドベント=待降節における高橋武夫先生の12月6日の説教の題材はヨハネ伝第1章14〜18節。テーマは「インカーンネーション=受肉」。インカーンネーションとは神が肉体の形を取ること。その第14節には「そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った」とある。ここで「うち」と言っているのは内側ではなく、BETWEENの意味を表している。すなわち神と人間の間に、受肉したイエス・キリストが生まれたということである。目白にある日本キリスト教団の武蔵野教会に50年在任した牧師である熊野義孝先生(写真:1899〜1981)は、神学者として「神は人間性を奪取された。そしてそれを御子に備えた」と説く。前述の第18節には「神を見た者はまだひとりもいない」とある。それを受肉という形で神の意志をビジュアル化したのが、イエス・キリストである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?