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デリヘルを呼ぶ夫に笑顔で接する理由

「怒らなそう」
「気持ちの浮き沈みがなさそう」
「お子さんにいつも優しそう」
と言われることが多い私ですが

家庭内ではうっかりすると

得意技:揚げ足取り
アイテム:連続嫌味アタック

みたいなモンスターになりがちです。

そんな私がなぜ、デリヘルを呼ぶ夫に以前より八つ当たりせず、笑顔で、楽しい家庭を意識したアプローチをしているのか。

特別変わった理由でもないのですが聞いてください。

①家庭で癒しを供給したい
家庭は辛いけど頑張るところ、ご褒美は外でもらいましょう
じゃ困るんですよ。

大変なことがあっても幸せももらえるのが家族、でありたい。

(家族に幻想を抱いてるわけでも、家族であれば分かり合えると言っているのでもありません、私は私の家族がそうであるよう努力したいということです)

でも正直、私がどれだけ努力しても、生活のあることだし、夫のお気に入り女性(150cm20歳)がプロとして提供する癒しにはかなうわけないじゃないですか。

そう思うとものすごく空しくなります。

そんなときはその辺のまとめサイトとかに書いてありそうな

「男は風俗に行っていてもなんだかんだ奥さんが一番好き、奥さんに笑顔でいてもらうのが一番嬉しい」

みたいなのを鵜呑みにすることにして正気を保っています。

癒しが無理ならせめて
「あれ、家にいても前より疲れないな?」
と思って欲しい。

②夫に後悔させるため
ここからは悪い妻。



ハコヅメという漫画を御存知でしょうか。

警察のお仕事漫画です、面白いのでおすすめします。

そのなかで、
交通取り締まりに関して警察官が
「警察官だって人間なんだから、せめて気持ちよく切符切りたい」
と口走ってしまうシーンがあります。

要は態度の悪い相手なら1ミリの同情もなくウキウキで違反切符切れるよ、ってことです。

これを読んでから、取り締まりで捕まったら(時々ある)、できるだけしおらしく謙虚な姿勢を崩さないようにしています。


それと同じです。

今後、夫と果たし合い(違った話し合い)の場を設けたときに
「大事な妻をこんなに悲しませたなんて」と
最大級に後悔して欲しい。

そのためには、夫に笑顔で接し、私と一緒に暮らすことがいいこと、心地よいことだと思ってもらわないといけません。

③最終手段に出たときのため
状況によっては離婚のリの字が見えるかもしれません。

(どういった状況で選択肢に離婚が加わるか、それはまだ決めていませんし覚悟もできていません)

夫は家事育児全てこなせますし、子どもはかなりお父さん子です。

ですが離婚したとしても、この状況で夫に親権を譲るなど私の気持ちとしてはあり得ません。

(共同親権の議論が始まりましたけどね)

子どもに何の迷いもなく
「お父さんと暮らす!」
と言いきられてしまわないために

穏やかに子どもに接する日々を積み重ねておかなくてはなりません。

その積み重ねは、もし母子家庭になった時に私と子どもにとってとても意義あるものになるはずです。


今まで夫に子どもにイライラをぶつけてしまうことがわりと多かったのですが、「笑顔でいる理由」ができてからはだいぶおおらかに接することができるようになりました。

同時にこんな理由がないと優しくなれないのか、と

とても悲しい気持ちになります。

でもきっと、家族に接する心持ちは訓練で変えられる。
きっと。

ウソの笑顔を貼り付けているわけではないので
おおらかに見守る気持ちがきっと私にも育ってくると信じて続けたいです。

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