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ひとり嚔る師走の夜に

悲しみの果てに何があるかなんて、そんなの新たな悲しみ以外なかろう。
と、エレファントカシマシにさえ噛みつきそうなほど忙しない精神に年の瀬を感じています。

色々(かなり色々)あってから丸一年が経ちました訳で、環境も変われば心境も変わり、細胞も身体の内容物も考え方もほぼあの頃の私はここには残っていない訳で。勿論残す気もない訳で。
ひとつ地獄を抜け出したかと思えばもう爪先は新たな地獄に浸かっている、そんな一年でした。今もまた素敵に深い地獄の中でフリック入力の音を響かせています。

各々に各々の地獄、人には人の乳酸菌。

今年から急に御朱印集めを始めました。元々神社仏閣は好きだったし、収集癖も常人ならざる度合いなので殆どの休日を神社へのドライブに充てています。勿論いつも一人です。一人でできない趣味は持たない主義です。

縁結び、良縁祈願の神社へ赴く度に結ぶどころか切れる縁が沢山あったことに驚いています。そこで尚結び直すほど必要な縁も無いことにも驚き。

学のない人間と会話のできない人間を人生から削いだら身も心もとても軽くなったのでこのまま諸々の意味を込めてミニマリストとして生きていこうかな、と思います。心の器もミニマルな訳ですし。
どうせ解けるような結び目の縁なんて最初から結ばないほうがいいし、切れたらそれはその時が切れ時だっただけ。23歳で得た知見かもしれないです。


この季節にパンイチで布団に入ると翌朝高確率で体調を崩すという知見は得つつ捨てつつ生きて今のパンイチがあると思っています。良いお年を!

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