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なぜ戦闘ものが苦手な私が「鬼滅の刃」にドはまりしたのか

タイトル通り今更ながら鬼滅の刃にハマりました。もちろん「鬼滅の刃」という名前は聞いたことがありましたし、アニメの主題歌も良く流れているなとは思っていました。ですが、主人がゴールデンウイークにアマゾンプライムで観だしたのが始まりで、いつのまにか主人を追い越してハマっている自分がいます。初めて鬼滅の刃を観てから二週間ほどで、アニメはおろか、漫画まで一気見するとは思ってもいませんでした。

実際、鬼滅の刃はエグイのか?

鬼滅の刃を今まで見ていなかった理由として、戦闘系の少年漫画には全く興味が持てなかったのと、噂でどうやら刺激の強い描写が多いというのを聞いたからです。
血やエグイシーンがめっぽう苦手な私ですが、結論、多すぎて慣れてきます(笑)
初めはビビッてパソコンを触りながら薄目でテレビ画面を見ていました。血とかは普通に出てきますし飛び散ります。そもそも敵である鬼の首を斬らないと死なないので首を斬るのは基本描写です。それだけ頻繁に鬼の身体を斬るシーンがあるので当たり前にはなってきます。実際痛々しいシーンもあるので私のように影響を受けやすい体質の方は、漫画の方を見るか、アニメは薄目で観てください(笑)
個人的な意見ですが、アニメの方が効果音とカラーなのでよりエグさはあると思います。主人なんかはアニメじゃないと迫力が無いからアニメの方が好きだそうです。私は漫画の方が自分のペースで休憩できるので、「エグイのが苦手だけど鬼滅の刃に興味があるな」という方には良いのではないでしょうか。

なぜそこまでハマったのか①「キャラクターの良さ」

苦手意識を持っていた鬼滅の刃になぜここまでハマったのか考えてみました。やはり主人公の竈門炭治郎の想いと、優しい人柄、諦めない姿に心を打たれ、応援したくなったからだと思います。主人公の「絶対的な強さ」というのは竈門炭治郎にはありません。周りの仲間の力を借りながら徐々に強くなっていくのです。自分一人の力ではとっくに死んでいるというのを炭治郎も理解しています。そこがまた出しゃばってなくて良いのです。「鬼滅の刃」といういかついタイトルからは想像できないくらい主人公の優しさが際立っているのでとにかくみんなが大好きになる理由がわかりました。それでいて、周りのキャラクターも主人公のキャラを壊さない程度に個性的ですし、愛されるキャラクターばかりです。この作品がなぜ子供に人気なのかわかりませんでしたが、そのおもしろいキャラクターの多さは子供に人気な理由の一つではないでしょうか。

なぜそこまでハマったのか②「泣ける」

そして私がハマった理由はもう一つ、泣けるストーリーだからです。
悲し涙も、切ない涙も、感動の涙も要所要所に出てきます。登場人物一人一人の背景をきちんと描き、敵の鬼にさえも感情移入してしまうストーリーは私が読んできた漫画ではありませんでした。鬼も元々は人間であり、悲しい過去があったりするのを見ると、全ての鬼が心底悪いわけではないのだなと考えさせられました。もちろん心底クズの鬼もいますが(笑)

なぜそこまでハマったのか③「柱のカッコよさ」

炭治郎が所属している鬼狩りの組織を「鬼殺隊」といいます。その鬼殺隊の最高位に立つ9人の剣士を「柱」と呼び、この物語の中心とも言ってよいキャラクターの集まりです。初登場回は柱9人とか多いな…覚えれるかな…。と思っていましたがなんのその。この9人のカッコよさに惹かれて漫画を読み始めたと言っても過言ではありません。初めは弱すぎて柱に認められていない竈門炭治郎も、物語を経ていくと徐々に信頼されていき、認められて柱と仲良くなっていくのがとても感動的で面白いです。十二鬼月(鬼の中のトップ12体)と柱との戦いはかっこよすぎて大興奮です。
ちなみに私の推しキャラクターは単行本1巻から登場する冨岡義勇です。

柱がかっこよすぎて久々にイラストを描きました。

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読まず嫌いをしている方は是非

ここまで書いていて心底自分に、「ドはまりしすぎ!」と突っ込んでしまいたくなりました。「エグそうだし、興味ない、話題だけど絶対に一生見ない自信がある」ここまで思っていた私がこれだけ熱弁しているので、読まず嫌いをしている方は是非!読んでみてください。少年漫画ではありますが、心が温かくなる部分も多いです。

鬼滅の刃を観だしてすぐに、鬼滅の刃を観たことのない友達とのグループLINEで自分が観だしたことを何気なく話しました。すると一人の友人が「実は私も観ていてハマっている」と言われ驚きのあまり2人で盛り上がってしまいました。すると残りのLINEメンバーも、えーじゃあ観てみようかな…と言い出し、今では鬼滅の刃専用グループLINEができるほど、全員ドはまりいたしました(笑)

先日単行本20巻が発売され、それを求めに行った方が本屋で密になっているとニュースになっていました。このタイミングで本屋に足を運ぶのは危険なので行けませんが、ここまでして最新巻を欲している読者がいることも事実です。それだけ面白い展開になってきており、待ちわびている人が多いのでしょう。昨日はジャンプで連載していた鬼滅の刃が最終話を迎えたことでネットニュースにもなっていました。まだまだステイホームのこの時期に是非手に取ってみてはいかがでしょうか。


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