【ポケモン】完璧すぎる種族値まとめ【木下のポケモン講座28】

木下です。最近失踪気味ですまんかった
皆さんはポケモンの「種族値」という数値をご存じでしょうか?
簡単に言うと、例えばカイリューは「こうげき」が高く、ハバタクカミは「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」が高いなどと、ポケモンごとに決まっている値のことです。


美しい種族値とは

ポケモンにはきれいな種族値とそうでない種族値があります。
例えば汚い種族値(所謂ホウエン種族値)のポケモンとして、
ノクタス(70-115-60-115-60-55)
バクーダ(70-100-70-105-75-40)
ハブネーク(73-100-60-100-60-65)
などが挙げられる。
左からHP(H)、攻撃(A)、防御(B)、特攻(C)、特防(D)、素早さ(S)の順。

汚い種族値の特徴は主に鈍足両刀低耐久である。ポケモンのゲーム仕様上、物理技か特殊技のどちらかしか使わないため、攻撃と特攻の両方が高いのは基本的には数値の無駄遣いである。(攻撃・特攻が両方高い数値や育成のことを俗に両刀という)さらに鈍足低耐久は素早さが遅く耐久も低いため、そもそも行動する前に倒されてしまうことが多い。

無論、ボーマンダ(A135C110)、サザンドラ(A105C125)、カイリュー(A134C100)など両刀配分でも強いポケモンはいるが、こいつらは合計数値が高いため耐久や素早さも常識的な値になっているというだけである。

そこで、美しい種族値とは、AかCのどちらかを(場合によっては素早さも)徹底的に切り捨てた種族値のことである。
そんな素晴らしい種族値を皆様にもぜひ見ていただきたい。

廃人が選りすぐった美しすぎる種族値5選

・ガブリアス
108-130-95-80-85-102
600族は両刀気味のポケモンが多いが、Cを80まで落としている点が良い。
さらに素早さが数多くいる100族を2だけ抜く102族なのが完璧だった。
(今は素早さインフレのせいで一概に言えなくなってしまった)
綺麗な種族値の元祖ともいえるポケモン。

・コノヨザル
110-115-80-50-90-90
見た感じはCを切っていて、他はバランスの良い配分だが、何よりも評価できるのは進化前のオコリザルよりCが10下がっていて、自らきれいな種族値を目指そうという美意識である。

・マリルリ
100-50-80-60-80-50
特性ちからもちでA実数値が2倍になるので物理アタッカーとして活躍していたポケモン。HP252振りでLV50の実数値がほぼH:B:D=2:1:1になるほか、昔はCが50だったので100-50-80-50-80-50という何ともきれいな種族値だった。

・アルセウス
120-120-120-120-120-120
神。All120で合計720という最高値にして全知全能の種族値を持つ。
ちなみに私がいつか「虫タイプ最強のポケモンは?」と聞かれたときには「虫プレートアルセウス」と答えました。

・パルデアケンタロス
75-110-105-30-70-100
合計は490と平凡ながら、Cを30まで切り捨てたところがこの上なく美しい。他にもトドロクツキやタケルライコ、サーフゴーやキラフロルなど、パルデア勢は種族値に無駄のないものが多い。

・ヒマナッツ
30-30-30-30-30-30
1/4アルセウス。神の1/4に達した偉大なるポケモン。
登場以来、最弱種族値の名を欲しいままにしている。

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