見出し画像

Luma Dream Machineで嘘シャンプーCMを作ってみた

AIに関するニュースは毎日尽きないですが、動画制作で確実に一番バズっているのがLumaのDream Machine。

https://lumalabs.ai/dream-machine

プロンプト、およびImage2Videoで動画生成できるサービスですが、あまりに手軽なので何かしらの完成品を作りたいと思いました。

この記事ではLumaのDream Machineを中心にどういうワークフローでお手軽なCMが作れるのかを共有したいと思います。

Lumaでシャンプーの嘘CM作成

こちらが完成品です

今回は、Midjourneyで写真を作成し、Luma Dream Machineで動画化、Udioで音楽を追加し、Canvaで編集した一連のプロセスを紹介します。これを読んで、あなたも「自分もやってみようかな」と思っていただければ幸いです。

ステップ1:Midjourneyで写真を作成

まずは、Midjourneyを使って動画の元となる写真を作成します。MidjourneyはAIを利用した画像生成ツールで、簡単に高品質な画像を作ることができます。

https://www.midjourney.com/

写真素材の作成

今回使った写真その1


写真その2
写真その3


写真その4

正直このプロセスが一番楽しいですね。

ステップ2:Luma Dream Machineで動画生成

次に、Luma Dream Machineを使って、生成した画像を元に動画を作成します。このツールはテキストや画像から簡単にリアルな動画を生成できる強力なAIです。

シンプルなメイン画面

こちらからログインし、画像とプロンプトをいれます

  1. 画像をアップロード:Midjourneyで作成した画像をアップロードします。

  2. プロンプトを入力:画像に基づいて生成したい動画の動きをテキストで指定します。あまり激しく動かそうとすると破綻しがちなので「a girl looking back」程度にしました。

  3. 動画を生成:数分で動画が生成されます。生成された動画は、驚くほど自然な動きと高品質なビジュアルを持っています。(ただし今は超人気なので1−2時間生成に時間がかかることもあります)

月に無料30も動画つくれるので、太っ腹ですね。

ステップ3:Udioで音楽を追加

CMなので、おしゃれな音楽が欲しいですね。

動画に音楽を追加するために、Udioを使用します。UdioはAIを活用した音楽生成ツールで、簡単にバックグラウンドミュージックを作成できます。

  1. 音楽のスタイルを選択:動画に合う音楽のスタイルを選びます。例えば、「リラックスした雰囲気」や「ドラマチックな効果音」など。今回はChatGPTに聞いて「シャンプーのCMにふさわしい爽やかな音楽をつくるためのプロンプトを考えて」と伝えました。

  2. 音楽を生成:AIが自動的に音楽を作成します。作成された音楽をダウンロードします。

今回作成した音楽はこちらです。プロンプトは上記の通りGPTに出してもらったものをさらに簡略化しました。

Upbeat Pop with a Tropical Twist. Light, airy vocal chops and lush

二つとも好きだったのですが、CMにほしい盛り上がりがある前者を使いました。

ステップ4:Canvaで動画編集

最後に、Canvaを使って動画を編集し、最終的な仕上げを行います。Canvaは簡単に使えるビジュアルデザインツールで、動画編集機能も充実しています。

  1. 動画編集プロジェクトを作成:新しいプロジェクトを開始し、Luma Dream Machineで作成した動画とUdioで作成した音楽をアップロードします。

  2. 動画を編集:動画に音楽を追加し、必要に応じてテキストやエフェクトを追加します。シーンの切り替えやフィルターなども簡単に適用できます。

  3. 動画をエクスポート:編集が完了したら、動画をエクスポートして完成です。

これは完全にお好みですが、Canvaは非常に手軽でサクサク動くのと単純な編集やキャプションをいれるのには重宝します。

まとめ

ここまでで1時間程度です。テーマを持たずにほとんどノリでつくっただけなのですが、それなりの見栄えにはなりますね。
イメージCMを自社内でつくる、という際には試行錯誤をいくらでもできるという意味でも面白いのではないでしょうか。

もちろんクリエイティブの方達もプレゼンの際のモックとしてつくるという使い方もできますね。コンペなどでも絵コンテより訴求力が強そうです。

フィードバックも明確にもらえそうなので、作ったあとに「やっぱり違う」というのが少なくなりそうですね。

普段はAI漫画描いてます


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?