アトピーと楽しく向き合う◎劇的にアトピーが改善し、治った方法

色々試して腸内環境はよくなった。ただ、完治には程遠く、調子が悪いときには、ガーゼを巻いて通勤した。

三田の名医による生活指導
自力では限界を感じたので、生活指導もしてくれる先生を探した。
そうしたら、通っていた大学の近くにその先生がいらした。
先生は、多くのアトピーの方を治してきた名医で、こんなことをアドバイスしてくれた。

①とにかく糖質を断つこと、でもお魚お肉はたくさん食べていい
②保湿をしっかりすること
③先生のブログを読んで実践すること
http://atopy.bz/
(芝皮膚科クリニック 須階先生)

じゃあ、糖質ってなに?ていうと、大きなくくりで言うと
炭水化物から食物繊維をのぞいたもの。
図にすると、こんな感じ。

つまりご飯とかパンとかの炭水化物はもちろん、砂糖など甘いものは一切禁止。
甘いものは食べないようにしていたものの、主食まで禁止されちゃうとは!!驚いた。

糖質オフ生活スタート
でももうこれ以上自力では戦えないと思ったので、糖質オフ生活をしてみることにした。

やってみたら意外となんとかなった。食費は倍以上かかったが、超効果的だった。
朝はスムージー、お昼はお弁当。
お弁当、といっても、自家製の大量のサラダ(笑)とスープ。
夜は基本的にサラダ、お魚かお肉、と欠かせないのがお味噌汁。

サラダは、レタス、きゅうり、トマト、クコの実、キヌアなどなどを思い思いに。
炒めたり焼いたりする料理とは違って色々実験的に作れてなんとも楽しい。
会社のおばさまがたが、毎日私のサラダの中身を楽しみにして反応してくれるのが嬉しい。

野菜たっぷり食べ過ぎて、もうなんだか人間ではなくなるのではというくらい。(笑)
糖質オフすると、お腹がやっぱりすいてしまうので、糖質オフの味方をたくさんたくさん摂取した。

糖質オフの味方はこちら。

○お豆腐
○ヨーグルト 
 オートミールと混ぜたらすごく美味しい!!
○素焼きナッツ

会社ではお菓子ももらうこともあるけれど、食べられないのでナッツをボリボリいただいている。(笑)

女子会は甘いものがつきものだし、
家族も甘いものが大好きだし、とにかく見た目だけでもびっくりさせてしまうことが多かったので、人に気を遣わせたくなくて、
一人で過ごす時間がかなり増えた。

辛かったけれど、ひたすら試行錯誤しながら変わり種のサラダを作った。
超ずぼら女子がここまで台所に立つとは、アトピーはすごい力をもっている。(笑)

糖質を断ち、保湿を欠かさなかったら、だんだんと赤みが消えていった。
そして、2週間ほどしたある日、首に沢山あった傷や赤みが消え、代わりに顔にそれらが全て転移、鏡を見て泣いてしまうくらいのすんごい!顔。
ここにきてまた悪くなったのかと絶望した。

そんな夜、突然首、顔の皮膚がぽろぽろと取れ、朝になったら突然肌がつるっつるになったのだ。
岩のような肌が、これはなんだ??と思うくらいつるつるさらさらになった。

アトピー、完治。
そしてそのつるつるな肌は今もまだ元気に私と暮らしている。

人によって治療方法が違うと思うけれど、たぶんこんなに色々なアトピーの方を治してきた先生がおっしゃることは本当だ!!と思う。

アトピーにはいろんな誤解があり、それを利用したアトピービジネスなるものもある。
ステロイドだって悪いわけではない。
いろんな情報が溢れているからこそ、自力で勉強して頑張ってしまう患者さんが多い。

そしてその自力の治療法は、その人の心も身体もぼろぼろにすることだってある。
近くに生活指導までしてくださる先生がいらっしゃったら、その方にお話を伺うのを、強く強くおすすめいたします。

世の中のアトピーの患者さんが、少しでもよくなりますように。そう願ってやみません。

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