アトピーと楽しく向き合う⑦治ってから考えたこと
突然のアトピーの状態変化には本当に驚いたけれど、ただただうれしい。
治った理由はなにか、それは色々あると思うけれど食事療法が一番効を奏したのではないかな、と思う。この喜びを忘れないうちに、つらつら書いておきたい。
この2ヶ月の期間、もうむり、と思うことなんて数えられないほどあったけれど、その支えになったのがまわりのサポートだった。
まわりのサポート
アトピーが出るとガーゼをつけて通勤しなくてはいけなかったり、仕事中とてもかゆくなったり、また出張先でかなり苦しい状況になることも多々ある。
上司に相談したら、「すぐに治るものではないだろうから、一緒に向き合っていきましょう。私も一上司として伴走者です。」と言ってくれた。
とてもとても有り難かった。こんな上司は世界中でなかなかいない、と思う。(いつも反抗してごめんなさい、ちゃんと恩返しします。笑)
上司の理解があり、出張も調整してくれたおかげで、またまわりの同僚もとても優しい人が多いおかげで会社での生活は本当に救われた。
会社のランチは同じ部署のおばさまがたと食べているけれど、おばさまがたも、「おお!首がよくなった!」とか「大丈夫?」といつも声をかけてくれ、お昼の時間も救われていた。
会社の保健師さんもとんでもなく優しく、一回だけ、アトピーによる睡眠不足がひどかったのと、精神的に追い込まれて保健師さんの優しい言葉ラッシュに、泣き崩れたことがあった。
ずっとずっと私の状態をみていてくれた、私の治療にかけがえない存在。
一人暮らしなので孤独になることも多かったけれど、やはりもう長い付き合いの親友ちゃんに電話で吐き出したりラインして聞いてもらったり、こういうのもすんごく救われた。
家族は言うまでもなくすごく心配していたと思う。
ただ会社が実家からはなかなか通えないのと、過去に治療してもらったこともあり、これ以上迷惑はかけられぬ、ということであまり実家には帰らなかった。
こういう人達のサポートがなければ、アトピーはつらすぎて、とても乗り越えられなかったと強く思う。本当にありがとうございます。
毎日の生活に気を遣うこと、
ストレスをうまくマネジメントすること
アトピーは免疫疾患だ。そして原因となるものは多様であり、原因の特定は難しい。
今回は食事療法や生活を抜本的に変えたことで本当に良くなった。この辛さも、時が経つと忘れてしまうので、しっかり覚えておくと共に、食事には気をしっかり遣うこと、睡眠を取ること、そしてストレスに対処できるように休むときは休むこと、こういったことを心掛けたい。
これからも馬のごとく野菜をむしゃむしゃいただきたいと思います(笑)
そして、今までよりはお酒も飲まないけれど、飲み過ぎず楽しく飲めるように心掛けたいと思う。
一番苦手なことに取り組ませてくれた、アトピー
私はどちらかというと家事より全然仕事が好きで、
料理もするけれど好きではなかった。
この病気になってから、なおりますようになおりますように、と心をこめて料理をするようになったし、食材を変えて高い野菜を購入することになったので(笑)、前よりも食への向き合いかたが、丁寧になった。
アトピーになってから精神的に色々自分を鼓舞するために、病気をどうのりこえるかについて話してる動画などを聞くようになった。
そのなかで、病気は自分が一番向き合わなくてはいけないことに対面させてくれる、という言葉があった。
まさに!そうだった。
苦手だった家事は前よりも色々なことに気を付けなくては身体が悲鳴をあげる。
そういう意味で、私の生活を好転するきっかけを作ってくれたアトピーに、とっても感謝している。
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