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発達検査の話(3歳、K式)

手術を受けない選択をしたものの「発達に支障の出る恐れあり」とのことなので、現状を客観的に把握することにした。自治体の発達支援室に相談したところ、無料で「K式発達検査」が受けられるということだったので申し込んだ。待ち期間もなく1ヶ月以内には受けられたように思う。

内容を詳しく知りたい方は検索をすればわかると思うが、個人的に検査前に見ることをおすすめしない。子が検査中に(あああそうじゃないっ、ちっがーう!!)とヤキモキすること請け合いだ。全く予習していかなかった私でも心の中で突っ込み放題だったので、内容を見てしまっていたら頭を抱えていただろう。

話を戻そう。
この調子じゃ発達的に遅れてるか…と覚悟して聞いた結果は「年相応、一部4歳相当」だった。ただほっとした反面、(この検査、大丈夫か?)という感想も持った。

 というのも、検査は基本的に
「〜してください」の指示→
子が指示を受けて動く/質問に答える

の流れだったのだが、うまく指示が通らない場合にヒントや誘導が結構な頻度で入ったからだ。これは検査する側の匙加減で結果が変わってしまうのでは?と疑問に思ったし、判定も検査者が主観でチェックしていたようなので(この辺かな〜と数値に丸をつけていたような感じ)、発達グレーの場合あまり精度は出ないんじゃないかと印象を受けた。

とはいえ、支援が必要なほどの遅れではないとはっきり言われたので、それを信じて園生活を続けることになった。

(12月生まれでただでさえ遅れている上、後に判明した自閉スペクトラム傾向により、それは大変な園生活であったことを記しておく。)

WISC-IVが5歳から受けられることにはなっているが、WISCを受ける必要がある5歳児がWISCの全検査を大人しくクリアできるとは思えない(1時間から2時間とかなり時間がかかる上、精神的負荷が大きい)ので、選択肢からは外した。別記事で書くが、三男がWISCを受けたのは結局小3になってからだった。

 WISCについては、検査を数日に分けて実施することも可能なようなので、どうしても低年齢で検査を受けさせたい場合はあらかじめ担当医に確認、分割して受けたい旨を伝えることをおすすめする。


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