千歳? いや、滝川!
この写真、何でしょう? 答えは最後に。
2022年7月31日の日曜日、迷いました。千歳の航空祭か、滝川のスカイフェスタか。
天候は千歳の方が良さそうです。ブルーインパルスはともかく、すごい能力を持つ US-2救難飛行艇に接近してじっくり観察したいのを泣く泣くあきらめ、たきかわスカイパークへと軽自動車を走らせました。
気象庁スパコンの予想どおり、天気はいまひとつです。たまに細かな雨も降ったりして。モーターパラグライダーの展示飛行もこの空では映えません。
今年の滝川でまず見たかったのは、これ。フロート付きの Xcub。
昼ごろになって、ごく一部だけど青空が。
フロートが重そうに見えるけど、軽やかにデモ飛行。
パイロットはこの方。今年のオシュコシュ、行ってきたのかな?
ド派手な演技を見せるこちらのRC機には…
ヒゲのおじさんが搭乗していました。
丘珠から来たヘリ UH-1J が、展示飛行に離陸します。こんなに近寄ってもいいんだね。
こんな撮影ができるのも、滝川に来た理由の一つ。
下に見えるのは、滝川消防署のはしご車。
パイロットたちも、気さくに質問に答えてくれました。
ポーランド製の MDM-1 Fox が、曳航機ロバンに引かれて発航しました。恒例のアクロバット飛行です。高度を高くとるので、こういう曇天では見にくくて悲しい…
最後に「時速約300キロで目の前を通過」という解説。Vne (never exceed) Speedは 282km/h(FAA Type Certificate)です。
そのまま上昇し、反転して着陸。
グライダーの体験飛行が当たる抽選には、以前にほかのイベントで当選し、動力滑空機に乗せてもらったことがあります。今回のそんな貴重な体験は、夏休みの子供たちへ譲りましょう。
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今年は4万6千人が来場したという千歳の航空祭。それはもちろん魅力的なのですが、私には滝川のこのくらいの規模が落ち着きます。小ぶりでスピードも遅めの機体たちが飛び、操縦士と話したり機体に触らせてもらったり運がよければ操縦席に座らせてもらったりしながら、「密」なんてまったく心配のない だだっ広い芝生の土手に寝そべって水分を補給し空を見上げる、そんな素敵な夏の一日を過ごすことができるんですから。
冒頭の写真は、この機体のキャノピーでした。赤い毛糸はヨー・ストリング(Yaw string)という横滑りを見る計器。
※ 写真はすべて、2022年7月31日、やぶ悟空撮影
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