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革のカバンを手縫いする〜第二回

とりあえずパーツは揃ったみたい。
この感じはプラモデルを作る感じと一緒😁

これらのパーツは取っ手の取り付け部分。
もっと時間が有れば、コバ磨きをしたい💕
キリが無くなるので、先の行程に進む。

型紙に合わせて取り付け位置を決める。

…関係ないけど、指先が汚い
全くケアしてないからなぁ。

勢いで場所を決めて、木槌を打つべし‼️
でも、めちゃくちゃ緊張した。

革を挟んでいるのは、レーシングポニー(通称 馬)という道具。
これがあると革を手に持つ必要がないので、作業効率は極めて上がる。

この時はまだ、この道具のスゴさを知らなかった。


持ち手の部分の金具を縫い付けた。
これだけでも鞄に、グーンと近づいた。

そして前半のヤマ場がこのパーツで、鞄の「両脇」の部分になります。
完成サンプルを見るとこのパーツは‘立体的’な造形が印象的で、型押しして作るのかと思ったら、もっと単純で、折り紙的に三角に切り取られたの革の「側面」を合わせ、裏から当て布ならぬ「当て革」をして接着するというもの。
もちろん、そのままでは強度も弱いので「当て革」もろとも縫い合わせる!

立体的な場所ということもあり、4枚歯のひし目打ちも2枚歯のひし目うちも使えないので、手作業で目打ちで穴を開けていく。

これって見た目よりは、かなり難しいというか怖い作業です。千枚通しやアイスピックの様な、かなり刃先の鋭い道具(凶器)で穴を開けていくのですが、いくら鋭いと言ってもただ突き刺すだけでは穴は空いてくれません。
刃が出てくる場所を予測して、革の裏側を出来るだけ親指と人差し指の間隔を狭めて押さえます。
出来るだけ刃に近いところを押さえないと「当て革」まで貫通してくれないので、鮮血覚悟‼️です。

赤い革なので血がついても分からないだろうけど…やっぱり怖かった。

何とか穴あけ終了

穴さえ空けば、あとは縫うだけ。
鞄の胴体部分が完成しました。

今日はここまで!

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