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一喜一憂【養蜂生活422日目】

今更ながらに、養蜂は(生き物を飼うって)難しい…

結論から言うと、第一養蜂場の「オダマキ」さんの女王蜂の導入は失敗してしまいました。
顛末は、以下で…

【第一養蜂場】
メンバーがまとめてくれた第一養蜂場の内検の留意点メモです。

<A群>最優先で内検
1・2段目の元群にオダマキ女王群を重ね3段と合同した。うまく合同できたかを確認する。
まずは巣門での出入りや巣箱周りに異常ないかなど外側確認。
その後、オダマキさんを探しつつ内検。オダマキが1・2段目にいたり、1・2段目での産卵が確認できれば成功かと。合同がうまくいっていることが確認できれば、次週以降の群増強に向けて巣枠数など考えましょう。

<F群>新女王育成群
新F群としてB群で王台がいくつかできていた巣枠1枚と働きバチ多めの巣枠2枚、蜜枠1枚を新たな女王育成群として育てることにした。大きく形の良い王台のみ残し新女王誕生に向け準備しましょう。

<B群>通常内検
前回産卵も多く見られ群増強期待できる。順調にミツバチが増え貯蜜量も増えているか確認。状況をみて産卵スペース、貯蜜スペースの巣枠を追加。オス切りも実施。

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【A群】養蜂場に到着してみると巣箱の周りが新聞紙の屑だらけだったので、合同はうまく行ったと一安心。


冒頭にも書いた通りこの後「残念な結末を迎える」ことになるのだが、この時点では期待に胸を膨らましているところである。

蓋を開けると新聞紙も殆どなく、弱群を強群に合同したのですが、これは上手くいったようで、オダマキさんの存在を三段目から順に確認していきました。

すぐに異変に気づきました。
やけに雄バチが多い…

そして、
三段目に大量の変成王台が作られていたのです。

表面
裏面


一縷の望みをかけて1段目から3段目まで、全枠確認して見ましたが、やはりいない…😭😭😭

可哀想なことをしました。。。数週間無王群だったのですが…難しいですね。

変成王台の巣枠は1段目に移動し、継箱を3段から2段へ縮小した。空の巣枠は外して、蜜枠と花粉枠を2枚育成中のF群へ移動。

【B群】
(この群は私は見ていないので、メンバーのメモ)

白井ユリ女王を1段目に生存確認、ぎっしり産卵された枠も確認でき、おおむね順調。卵のない空き枠や、一面さなぎの枠も見られたので当面の産卵スペースは確保されている状態。オス枠も産卵なしで殆ど空の状態、ダニは確認できず。2段目は 5,6枚は70%程度蜜が貯まっているが、貯蜜40-50%程度の軽い巣枠が3,4枚あり。来週でも採蜜は可能だがもう1週待ってもよさそう。次回内検はダニに注意しながら産卵羽化状況等を引き続き確認していきましょう。

【女王蜂】白井ユリ

【F群】
(これも私は見ていない)

先週から育成を試みている新F群、前回小さな王碗が2、3個見られたのが今回ピーナッツ状の王台に生長しており6個確認。働き蜂も元気に活動しており、蜜や花粉がたまっている枠も見られた。A群の巣枠2枚追加して合計6枚。順調に育ってオダマキさんのような新女王の誕生を期待したい。ダニは確認されず。ただし蓋を開ける際にスムシを確認。巣箱内外の衛生状態は注意が必要。巣箱周りの死骸の掃除は念入りにした方が良いと思います。


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【第二養蜂場】
こちらは3群とも順調ですが、先週はC群のビクトリアの確認が出来ず。とはいえ、産卵も順調だったので安心はしていましたが、本日は無事に発見🐝
何よりこの群は本当に凄い

教科書に出てくるような額面蜂児枠が何枚か、産卵スペースも足りないので巣礎張完成板を三枚入れて蛹の枠を二段目に移すとともに、蜜もたくさん貯まってきているので、三段!

来週採蜜することにしました。

ちょっと問題なのが、D群のエリザベス🐝
先週は内検中にメンバーが腕に6箇所刺され、今週も5.6箇所刺されました。
ミツバチが一方的に悪い訳でないのですが、手袋の隙間の手首の部分を刺したり、シャツやズボンの上から刺すなど群れの気性が荒いです。
そして、他の二つの群と比べるとやや勢いがないです。落ち着いてくれるといいのですが…

今1番勢いがあるのがE群のエミリーです。
ビクトリアに負けないぐらいの強群です。

内検をしている時わらわらと出てきます。
まるで、ミツバチの絨毯…暖かそう、でも、うるさそう、そして、痛そう。。。

ケムリをかけて、ブラシをかけても…
無事に女王蜂を発見して新しい枠を2枚ほど入れて本日の内検は終了


鶯谷の周辺はやっぱり自然の恵み溢れていて、カラフルな花粉🌺

お前作って見ろと言われても、こんなに綺麗に集められる自信はない。
ミツバチと上野の杜のアートですね。

【本日の一枚】

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