YABOU劇場 序章4
2023.1.28
最近パートナー企画をきっかけに関わるようになった作り手さん達と商品開発やものづくりの話をするのが凄く楽しすぎるんですが、何故か分かりました!
パートナーさん達は私の全力っぷりに引いてると思うけど
私は昔からこれがやりたかったんだって思い出したんです!
もともと作るの大好きなやつで、25歳から3年間くらいデパートの隅の洋服のお直しで働いてました。
布を加工するために必要な道具が十分に揃ってて天国のようでした✨
洋服を直すというのも面白すぎたし、たった4〜5人の主婦の方達が勤めていただけだったけど、
この人たちの腕の良いのなんの。
既成の洋服をバラッバラにして、サイズびしって仕立て直すってやばい技術なんです本当に。
私の住んでるのは精鋭の集まるようなところじゃないし、貧乏くさいところですが、ただの作るの大好きな普通のおばさんが集まったらこんなことができるのかと驚いたもんです。
だけど、たった3年しか働かなかったのは理由があって
雇われてる環境だと思う存分働けないってことに私が我慢できなくなっちゃったんです。
時給900円もなかったと思うけど、周りもだいだい同じくらいの賃金でパートで働いてて、一人だけ全力出してたら周りに圧力かけちゃったりするじゃないですか。
あと、時給に相応しい程度に働ければ良いから〜って力抜いちゃったり。
当然雇われてるので拘束時間があって無駄も多いので当然です。
作ることに集中しようと思っても、持ち込みのお客さんの対応に集中を削がれたり。
デパートの大量生産品を触る機会も多いので、質の悪い安い生地だって縫わなきゃいけない。
なんか
みんなが持っている技術を無駄なく使って結集したらもっとすごいことができるのに、
技術があっても適当に働いて帰る人が大半で、
それがもう、すごい腹立たしくなっちゃって。
お店も悪くないし、パートの人も悪くないんです🤣それが今の普通の働き方なんだもん。
それに我慢できなかった私が一番悪いんだけど🤣
今の日本は、企業が雇って仕事を与えるのに限界が来てるってこの前テレビで見ました!
やっぱりみんな、無駄なく気持ち良く力一杯働いて、その分の適正な対価をもらって
毎日自分の仕事に満足しながら床につきたいんじゃないのかなぁ。
そんな仕事や環境を用意することは会社にはできないんです。無理なんです。
上司は会社を存続させるので精一杯で、現場の人間の仕事ぶりにまで気がまわらないし、賃金内である程度の水準を保って働いてくれればいいからっていう感じ。
私の気持ち伝わるかな〜
手仕事って中途半端にやるのすごく気持ち悪いと思うの。
時間かかってもとことんこだわって仕上がりに満足して。誰かにプレゼントしたり、部屋に飾ったりして、それでまた作ろうってなる。
洋服のお直しで働いてた他の人たちも、作るの大好きだから話は合うんだよね。
バカみたいに凝ったものを見せ合って、バカだね〜素敵だね〜っていう時間がすごく楽しかった💕
結局そこはやめちゃったけど
私は全力でものづくりしてる人と対等に話ができるようになりたかったんだなって、
それで今私はそれをやれる環境を作りつつある。
凄くない?最新鋭じゃない?🤣
作るための環境を自分で整えて、自分の作りたいものを商品に据えて、全力の腕前を発揮して、
売れないわけがないんだよね。
ミシンを使うこと自体は特別なものじゃないけど、何かを作りたいっていうパワーはやばいの。技術うんぬんじゃない。
布と針さえあれば人を感動させられる。
私はこの気持ちの良いコミュニティを大きくしてね、作るの楽しい人たちとお喋りしたいだけなのかもしれない🤣
#yabou劇場 は
観客の居る緊張感を提供しながら、
一人一人が社長の社交場として
ものづくりの好きな方達の、働きやすい環境作りのための下地になれるって思ってます❤️
どうぞよろしくお願いします❣️
YABOU劇場観客席の皆さまには、#yabou劇場 のタグをフォローして作家のものづくりに向き合う姿勢とか見て楽しみながら応援してもらえますように。切にお願いいたします🙇♀️✨
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