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手仕事は己に親身に、慈愛をつねに

パートナーさん、劇団員さん、DMくれた方たちには、どうやれば作ることと売ることと両立できるか親身になってお話しさせてもらったんですが、

これは、私が親切な人間だからしてるわけじゃありません。
それをわかって欲しいです!

私が他人に親身になれるのは、自分自身にしているようにしてるだけです。
私が親身になって聞き出すのと同じように、自分自身に親身になってあげて欲しいと思います。


・今何がしたい?
・今作ってて楽しい?
・このデザインは好き?
・今作りたくないなら休んでいいよ。
・これを作って何円もらう予定だけど、気分はどう?
・作ったものを他人に譲りたくないなら、売るとは違う方法を考えるよ。

作るためにしろ、商売を上手く進めるためにしろ、自分の瞬間瞬間の気持ちに全力の愛を向けることは必要です。

自分が"作りたい"と思うなら、どんなに環境が許してくれなくても、作るための場所と機会を用意するために努力する。

自分が"もっと楽しく作りたい"と思うなら、楽しく作れるような工夫を考える。

自分が"作れるかどうか自信が無いけど、こういうデザインが作ってみたい"と思うなら、作れるようになるまで付き合う。
結局作れなかったり、材料を無駄にしたり、時間も無駄にしたりするけど。

自分が"今作りたくない"と思うならそれでも構わないと言ってあげる。

私は自分の想いを常に汲み取るようにしています。
その想いを叶えるためなら何でもしてあげたいと思ってます。

この自分に向ける愛がなければ、ものづくりはただ収入を得るための手段に変わるんです。
外で雇われて手を動かすのと同じになるんです。

私は自分のことをとても大切にしているから、無理なく作り続けられています。

私の事を、私の作りだすものを大切に思ってくれる人にも恵まれたけど、
それは、何よりまず私自身が自分の想いを一番に大切にしているからそういう方達を見つけられました。客層を絞るってこういうことです。

ドール服を作り始めた時、私の周りには応援してくれる人が一人もいませんでした。
私のものづくりを応援できたのは私だけです。
でもものづくりって孤独な作業だし、それが普通だと思います。
誰かに手腕をみそめられたからショップを始めたわけじゃないし、それで始めたとしても自分の気持ちを汲み取ることをしないなら作り続けるのは難しいでしょう。

でもこれされえできれば、本当に作りたいものを作れるし、それを応援したい人にも出会えるし、ショップの運営も順調に行きます。

自分の気持ちが優先なので、その都度商品はいつも見直します。勝手な計画通りにはなりません。
その時思ったこと、その時感じたこと、その都度、その都度、ショップを見直して、商品を見直して、方向転換してってやっていきます。

本当にこの方法で私以外の人が上手くいくかどうか私に証明することはできないんだけど、
私はこれでやってきてるし、
これからもずっとこれを貫くから〜♪


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