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《dollcouture MONDの商品の実態》

うちの商品の考え方をシェアします♡

☆まずインスタのフィード投稿で商品写真を見て、商品説明を読んで、
『わぁ素敵だな』
『こんなドール服が手元にあれば、お人形遊びがもっと充実するかも』

そんな風に感じてもらうことから、私の商品は始まります。

"お金を出しても良いと思えるくらい欲しくなるもの"が、手の届く所に存在しているというのはとっても幸せな気持ちです。

まだこの時点で収入はありませんが、
この幸せな気持ちを湧き起こすことが商品の一部なんです。

☆次は商品を買ってもらう時、
ショップのホームページへ来てもらって
商品ページに足を運んでもらって
詳しい商品説明や値段を確認してもらいます。

『どうしよう。欲しいけど、安くはない。
でもきっと素敵なドールライフになるのは分かってる。この幸せを手に取るかどうか悩む!』

カートに入れてみたりして、商品を実際に手に取った時どんな気持ちになるかお客さんはより具体的に想像すると思います。

お家にいるドールたちに着せたところを想像してみるかもしれません。
手持ちのドール服とのコーディネートを思案するだけでも楽しいでしょう。

そんな風に想像してみても、
結局お買い物はされないかもしれない。
それでも、モントのショップページに来てくださった方には、それだけの楽しみを持って帰って欲しいんです。
この時点ではまだ収入はありませんが、
もちろん、この幸せな想像の糧を提供することや、悩ましいショッピングの機会を作ることも商品の一部です。

☆ショップでのお買い物のお支払いを済ませて、商品完了のメールを受け取ると、
『あの商品が実際に手にできるんだ』と気分が高揚されたりするんじゃないでしょうか。

まだ手に取っていないうちから、発送通知も来ていないうちから、
もう素敵な商品を手にした気分で心が満たされているかもしれません。

私は商品を発送する際に、(もう買ってもらって商品をアピールする必要がなくても、)
最後にもう一度商品の写真や動画を投稿したりします。

買っていない人たちにとっては、今までの商品写真と同じように見えるとしても、
商品を買ってくれて、実際に手元に届く人のために、『この貴重な商品が私のものになるんだ』という得意な気分を味わってもらうためです。
数を作れないドール服は、そのタイミングにしか販売できない本当に貴重なものだったりしますから、それを手に取ることがどれだけ幸せなことか実感できるというのはとても気分が良いと思います。
これももちろん、商品の一部です。商品を買ってくれた方だけに提供する商品です。
追加の写真や動画は、商品が届くのを待つこと自体を単純に楽しんでもらうためでもあります。

実際に商品が届いた時、
ドールクチュールモントの名前が貼ってある箱を手にして、どんな風に開けるんでしょう。
楽しみにしていた商品が中に入っていると思うだけで、ドキドキワクワクするんじゃないでしょうか。
きっとみなさま、乱暴には開けないはずです。
ゆとりのある時間を用意して、一人の時にそっと開けたりするんでしょうか。
または中身を見るのを待ちきれずに、慌てて開けるかもしれません。
なんにしろ開封するというのはとても楽しいイベントです。

開くと、待ちに待った商品がラッピングされているのを目にして、やっとそれを手に取った実感が湧くでしょう。
着せ替えて遊ぶ前から最高に幸せな気分になるに違いありません。

そうして、
ラッピングも剥がして
お気に入りのドールにやっと着せてみて
360℃ぐるりと、隙のないシルエットに作り込まれたドール服の着姿を実際に見て
投稿写真や動画で見るよりも実物はもっと素敵だと思ってもらえるはずです。

『良いお買い物をした。』
ドール服自体にも、それを見初めてお買い物を決意したお客さん自身の判断にも満足してもらえるでしょう。

これからたくさん遊んであげるからねと、一生大切にしたくなるような物が手元にある素敵な体験。これも商品の一部です。

私が販売を始めたのは1年とちょっと前なので、まだ私のドール服と2年以上共に過ごした人はいませんが
これから、2年、5年、10年
ずっと大切に遊んでくれる人がきっといると思います。
永く遊んでいると流石にほつれるところも出てくるかもしれません。色があせてしまうかも。破けてしまうかも。何かの拍子にどこかになくしてしまうかも。
そうしたら悲しい気持ちになるかもしれません。それもこれも、大切にしてきたものだからこそ。
そんな風に愛着を持って生涯の宝物のように扱ってもらえるなら、
そんな宝物を用意するまでが、
ドールクチュールモントの商品の完成形です。

私の売っている物は、ドール服を買うことで得られる幸せな気持ちです。

ドール服そのモノは、お客さんの幸せな気持ちを呼び起こすための材料です。

そのために、私自身が心底楽しんで作ること、心底ドール遊びにおすすめできる仕上がりにすることは怠りません。

そのドール服を手にして何が得られるのか、目に見えないところまで配慮すればするほど良いものになると思います♡


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