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「予算の制限」とかは初心者モード中の特別ヒントなのだと思う

ほしいものは山ほどあるし、買いたくても買えないものも山ほどある
昨日の記事で以下の文章を書いていたのですが

自問自答ファッションのためのお買い物予算とか、自己評価靴いつ買うの?とかを考え始めたら、なんというか、この先の人生プランてきなものというか、「寿命」レベルでの時間の流れを俯瞰で見ていくような意識づけがされてきました
「いまその快楽とかストレス解消のためにお金を使って、自己評価靴を買うのが半年間遅れたとき、人生としてどうなの?」みたいなことを考えます

この「時間の流れを俯瞰で見ていくような意識」って、思い通りにすぐに欲しい靴を買っちゃえる財力がいまのわたしにあったら、たぶん持ててなかった意識だなと思いまして
自分の不自由さとか不幸さにいちいち意義を見出していくような見方は好きでは無いのですが、これまですごくお金を持っていて好きなものを自由に買えた時期もありまして、でもその時に満たされていたかというと、空虚さを埋めることに必死だったし、こんな俯瞰の視点なんてまったくなかった
その刹那のこととか、まわりの目とか、そんなものしか見えていなくて、買っても買ってもずっと「足りない」「自分は欠けている」という認識がありました

大学で建築設計を学んでいたとき先生が、
「ほんとの天才は、なんの制約もない予算無限・土地も景観も自由・必要な機能も特にない、っていうところにすごい建築をゼロから設計できるんだ」っておっしゃっていました
でも凡人や初心者にはある程度の制約条件をつけてあげないと設計ができないと…
例えば、「せまい土地に家族3人が暮らす住宅」などなど、なんらかの条件があれば、そこをきっかけに設計を始められるのです
日当たりが良い場所が限られていたら、そこに家族が集まるリビングを作ろう!とかですね

スティーブ・ジョブズも、求められていたから・必要だったからiPhoneを作ったんじゃなくて、「こんなのあったら楽しいよね!!」って、まったくの自由なゼロベースからポンとiPhone作ったから天才と呼ばれているのだとわたしは思っています(実際はSFの名作小説をたくさん読んでいたらしいのでゼロベースではないのかもしれないけど)
そして、そんな彼も人生の最初は「便利だよね」「必要だよね」ていう制約とか条件ありきのところから発明をスタートさせているわけです

自問自答してるなかで、みんなが演歌バッグとか高い自己評価靴とかモードなハイブランドお洋服を買ってるのを見て「わたしには買えないなぁ…」ってしょぼんとすることもあると思うのですが、今はまだ初心者モード中って思ったら良いのでは?と昨日の夜に気が付きました
予算という制約は、自問自答のきっかけを与えてくれている
その制約があるから、じっくり自己評価について考えてから靴を買えるし、服とかバッグとかアクセサリーに飛びつく前に、まずは靴を固めよう!って決意できた
あとは、今すでに持っている靴やお洋服やバッグなどと改めて向きあって、買い換える理由を吟味できている(買える財力があったら、やっぱり新しいものをすぐに買うほうに流れちゃいそうになるよね?)
普段つけないアクセサリーは、ほんとに新しいのを買ったらつけ続けられるのか、いまもっている手持ちのものでお試し期間を設けたりしっかり計画的に向き合えている

正直、これまでわりと無茶なお買い物のしかたをしていて、ぽんとよく考えずに高額なものを買っちゃうほうでした
分割ならいけるかな、とか、ローンでも良いんじゃない?とか…
でも、自問自答をはじめてからは、予算ということと計画ということを、お買い物の枠だけじゃなくて人生プランとして考えられるようになってきた
それから、偶然にも、予算という制約のなかで自問自答を進めていると、少しずつ、仕事のほうも好調にまわりだして、少しずつだけど、もっと稼げるような気がしてきた(しろは零細企業を経営しているので、会社の成長=収入アップなのです)

ということで、もし、他にも自分の予算の少なさとか、それ以外にも体型とか、地方在住とか、仕事が忙しくて時間がないとか、なにか制約でしょんぼりしている自問自答ガールズさんがいたら、それは初心者モードだからなのです!
制約はわたしたちをいじめに来ているんじゃなくて、きっかけやヒントを与えに来てくれている!たぶん!
そう考えられたら、少しは楽しくなるかなって思いました
無理しなくていいし、ヒントをいっぱいもらっているわたしたちは、そのぶん、自問自答がきっとはかどるよー!って思う!
あ、それから、ほんとに制約が辛かったら、その制約から逃げる方法を考える、ていうのでも良いと思います!(わたしは骨格ストレート制約から逃げるためにジムで筋トレ指導を受けています)

女の子が楽しそうにしていたら、それだけで世界は平和だと思うんだ

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