Stanford GSB

スタンフォード大学知ってますよね?
アメリカの超有名な大学。カリフォルニア州のシリコンバレーのど真ん中にあるんですって。

GSBはGraduate School of Businessの略で経営大学院のことで卒業するとMBA(Master of Business Administration:経営学修士)が得られます。

30歳のころ、履歴書書ける肩書が欲しくてMBAを取ろうと勉強したことがあります。結局、合格できずに諦めましたが、なんかキラキラ輝く宝石のように見えて、当時は欲しかったのです。それから10年以上たった今は、あった方がいいかもしれないけど、なきゃないでまあ別に、、、って感じです。

うちの会社は大企業なので、こんな名門校のMBA(正確にはちょっと違うコースだけど)を持っている人がいるみたいで、今日、オンラインで時間をもらって話を聞きました。

別にこのコースの話を聞きたくてコンタクトしたわけではなく、このブログのテーマである『社会をより良くすること』と、私企業の目的である『お金を稼ぐこと』の両立が可能か、という問いについて議論するためでした。

ただ、このコースの授業内容を聞いてたら、議論のテーマなんかそっちのけで、GSBのことを聞きまくり、心底ここで学びたくなりました。その中でもとくにすごいのがこのクラス。

また聞きなので、すべてが正しくないかもしれませんが、少人数(12人)で3時間ぶっ通しでフリートークするんですって。しかも毎週。一人語りを聞いてもらうこともあれば、議論することもあるんでしょう。その参加者が全員、世界中から集まった超優秀な人材。おそらくフィードバックもすごいレベルなんでしょう。

うちの会社の卒業生曰く、この授業を通じて自分をよーーーく見つめなおすことが出来たらしい。自分がどのように思考するか、どのようなことで動揺するか、自分のどのような発言で他者はどのような反応をしめすか、等々。

すげーしんどそうだけど、楽しそう。自分の弱いところがあぶり出されて徹底的に落ち込んだり、逆にすげーメンバー達から自分のいいところを褒められて有頂天になったり、楽しいのが目に浮かぶわ。

でも、この卒業生曰く、このクラスについて聞いたほとんどの人がこんな反応じゃないんだって。どんなものなのか想像出来ない、とか、怖いとかいう反応が多いらしい。

まあ、確かに、与えられたテーマ・教材がなく、フリーテーマで話しなきゃいけないってことは、自分ひとりで、無防備で、超優秀なメンバーとやりあわなきゃいけないからね。そりゃしんどいし、怖いでしょう。

でもそれをやりぬいた先に何か得られるものがある気がしませんか?

こういう経験を通じて得られたことを、周りにフィードバックする。それでほんの少しだけでも何か得られた人がちょっとだけ行動を変える。このちょっとの積み重ねが、社会を善くする原動力になるんじゃないかと思っています。やってもないのに超えらそうですが、、、笑

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