ライフワーク

久々の投稿です。なんかこちらに向かい合う気になれなくて、夏休みの宿題(読書感想文)を先延ばしにする中学生の気分でした。やんなきゃいけないのは分かってるし、本自体はもう読んだんだけど、今原稿用紙に向かう気にならないって感じ。

このnoteを始めるきっかけになったのは、ボーダレスジャパン田口さんのTEDを見たことで、ソーシャルビジネスに興味を持つようになったこと。それで、大企業でソーシャルビジネスをやるのは難しいかな、という結論を一旦出した上で、それでも何か出来ることないかなと思い、世の中を少しでもよく出来る情報発信が出来ないかな、と思ったことでした。
ここで小さい声で呟いていても、まあ世の中に影響を与えることはまずないだろうと思いつつ、やらなきゃゼロ。やったら0.000001%くらいなにか起こるかもしれないなってことです。

で、本日の話ですが、SDGsに寄与するビジネスを大企業でするってことをライフワークにしたって話です。
なぜソーシャルビジネスは難しくて、SDGsだったら出来そうなのか?
説明します。

まず、ソーシャルビジネスの定義ですが、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスさんの7原則を使います。7原則って何?はユヌスさんとよしもとがコラボしているようなので、こちらをご参照下さい。(よしもとのイメージとソーシャルビジネスって結びつかないですが。。。)

原則の3と4がやはり私が属する”今の”資本主義にはそぐわないのです。残念ながら、利潤は株主(投資家)のものであり、投資家に還元するべきというルールのもと企業活動が行われています。
ということで、ソーシャルビジネスは難しいという結論に達しました。

では、なぜSDGsか?その前に、大事な言葉、CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)について説明します。
2011年にかの有名なマイケル・ポーターさんが言い出したことらしいです。恥ずかしながら2020年まで知りませんでした。

CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)を発展させたような考え方で、コスト的な守りのものの考え方であるCSRを、付加価値型の攻めの企業戦略で語ったのがCSVのようです。
例えると、二酸化炭素削減しなきゃいけないので、エネルギー源を石炭から太陽光にしなきゃいけない。じゃあ、コストをかけて屋根に太陽光パネルをつけるか、トホホ…ってのがCSR。屋根に太陽光パネルをつけることでコストはちょっと高くなるけど、クリーンなイメージを製品に謳うことでもっと高く売るぞ!ってのがCSV。(かなり極端ですが。)
社会価値と経済価値を同時に実現すること、これがCSVの基本的な考え方です。

これだったら、大企業でも出来そうです。なんといっても、マイケル・ポーターさんが言ってることですからね。さらに、これに社会課題の解決を目標としたSDGsを組み合わせれば、なんかうちの会社でも出来そう。
さらに社会課題が大きければ大きいほど、そこには大きなニーズがあるはずで、大きなニーズがあるところには大きなビジネスチャンスがあるはず。

ようやく、会社で出来そうなことと、自分がやりたい社会課題の解決が交わってきました。

今の自分のビジネス領域から言って、SDGsの目標のうち、以下をターゲットにします。

2.飢餓をゼロ
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

社会にも企業にも貢献できるビジネスを創造することを残りの会社人生(あと20年くらい?)のライフワークにすることを決めました。

ここ1か月くらいモヤモヤしていたのがきれいさっぱり晴れたので、すがすがしい気分なのと、会社に入って20年目にして初めて自分でやりたいことが定まった気がします。

ということで、やる気に満ち溢れています!!

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