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時代は横軸

人生の先輩が「年を取ると完全に健康体っていう日がなくなる。
毎日、どこかしらにトラブルがおきる」って言ってて
若い時は気にも留めてなかったけど、あれは本当だよ。

須藤さんとDOESの氏原ワタルさんの弾き語りライブに行ってきました

ライブハウス入場時にどちらを目当てに来ましたか?って
聞かれるんだけど、DOESのファンの人はみんな
「ワタルさん」って言ってて、髭のファンで須藤さんのことを
「ヒサシさん」って呼んでる人、あんまり聞いたことないなと思った

DOESはずっとアニメの主題歌をやっているみたいだから
アニメきっかけでファンになった若い人が多いのかなと思った
お兄さんみたいな感じ?

氏原さんに関して予備知識ゼロで、最初にDOESの弾き語りの曲を
聞いている時に「バースディのファンとかが好きそうな音楽だなー」と
思っていたら、同じ事務所だった。

最初出てきた時は、オラオラ系みたいな感じな人なのかなと思ったけど
そんなことなくて、DOESの曲のほかにも、松原みきさんの曲や
フィッシュマンズの曲のカバーも披露してて、あまり
弾き語りもやらないみたいだから、Doesとか氏原さんのファンに
とって貴重なライブだったのでは

バスケットボール日本代表チームの為の勝手に作ったという
応援歌の「あかつき」っていう新曲もカッコいい曲だったし
須藤さんとのおしゃべりもたくさん聞けたし
氏原さんは須藤さんに「ちいかわ」のアニメをおすすめしていた

須藤さんは、髭の曲を中心にギターの弾き語りを
須藤さんが弾いているギターの音がものすごく良くて
ギターの所にもマイクを置いてて、そこに弾いている手が
当たって、めっちゃ怖い音がしてた
マイクに手が当たっただけで、あんなに怖い音がするとは
電流イライラ棒をしているような緊張感があった
しかし20年選手のプロだから、トラブルの切り替えは早かった

須藤さんは今年も髭を頑張ろうと思っていて
今、新曲を作っているそうです

久しぶりにやっと快適な空間でショーを見られた
前に踊ってばかりの国と髭が対バンをした時にも
Queにライブを見に来たことがあると思うけど、
快適すぎて違うライブハウスのように感じられた




今回のライブのトークを見ていて、威厳がないところが
髭のいいところだと思った。髭は横軸。
日本ロック界に蔓延るおじさんマッチョイズムを
髭からは感じない
自己愛が強すぎて誰にでも偉そうな人は私には厳しい

たぶん、須藤さんのほうがミュージシャンとしては
先輩だけど、同い年だからトークも対等でフラットだったし
スポーツに比べたら、音楽は横軸の考え方の人のほうが多いと思う
髭に女性ファンが多い要因の一つは、フラットだからだと思うし

たまに思い込みの激しい人やステージの上の人と
つながりたい気持ちの強すぎる人がもめてるけど
音楽が好きで聞いている分には平和


ちょっと前にライブでのダイブモッシュ問題で
ミュージシャンが「バンドもそのことについては悩んでいる」
みたいなコメントを出していたけど、ステージの上にいる人は
関係ないし、自分の仕事をすればいいだけで悩む必要はないと思う

お金を出して音楽を楽しみに来ている、なんの罪のない客に
なんの考えもなしにモッシュやダイブをして大きな迷惑を
かけた客が悪いわけで、迷惑をかけた人が自己正当化をして
非を認めない限り、問題は解決しない

ダイブモッシュ禁止のフェスは、怪我したり
喧嘩したり、なるべく嫌な気持ちになることなく
音楽を聴いて楽しい気持ちで帰ってもらいたいっていう
考えの運営なんだろうから、優しいと思うけどね
人がたくさんいたら、安全をコントロールするのも
難しいと思うし