Accessory Collection Fetish　初日終了

初日

豪雨の中で始まりましたACF展。今日は平日だし豪雨だし誰も来てくれないかなぁ、と思ってましたが、会社帰りの時間には雨もおさまってカメラマンさん中心にたくさんの方に来ていただけました。

５つのシーン

昨日のnoteにも書きましたが、今回の展示作品は５つのシーンに分類されます。「Chain」「Rockn' roll」「psychedelia」「Forest」「Light & Dark」です。昨日は「Chain」と「Rockn' roll」について書きましたので、今日は残りの３つについて書きます。

psychedelia

サイケデリアとは幻覚作用によって生み出された芸術などのサブカルチャーの事です。サイケデリックミュージックとかサイケデリックアートとかのサイケデリックの名詞形ですね。Charlemの店舗でこの撮影をしたのですが、そこはピンクに彩られた部屋の中にアクセサリーや衣装が飾られている、まさにサイケデリックな世界そのものです。お店の雰囲気に合わせて夏歩さんはツインテールに大きなサングラス姿、写真の構図は水平とか気にせずラフにポージングもラフに、現像は彩度・コントラストとも高めに仕上げました。私が普段撮らないタイプの写真たちです。でもこのチャレンジは自分の中ではすごく気に入っていて、今回のDMの写真にも採用しました。展示の方法もサイケですので、ぜひご覧になっていただきたいです。

Forest

どうしても森の中でCharlemの衣装とアクセサリーを使って撮ってみたいと思い今回唯一のロケ撮を敢行しました。派手めな色合いの衣装なので街中が本来似合うのだと思うのですが、森の木々の中でボヘミアンスタイルの写真もすごく似合うと思えたからです。外撮はフェチ要素が出しづらいこともあって、あまり印象に残らないと良く言われるので不安ではありましたが、店舗で撮ったピンク系の写真と森で撮った緑系の写真は良いコントラストを生み出してくれたと思います。展示でもピンクと緑を表現してますのでチェックしてみてください。撮影日は雨が降っていて、雨滴が肌についてる写真もありますので、実はフェチ感も高いです。
余談ですが、お嬢様風の帽子を被った上品な雰囲気の夏歩さんと、派手なポンチョを着てカメラを持った怪しい私が森の中を徘徊するという光景だったため、すれ違う観光客からの視線が相当突き刺さりました。

Light & Dark

衣装がメインの撮影でしたのでファッション雑誌に出てくるような写真をイメージしました。といってもファッション誌などではモデルさんに光を綺麗に当てて影ができないように撮るのでしょうが、私は光と影が交錯する世界で撮りたかったし、パーツ撮りも連発しました。結果として一般的なファッション系撮影とは相当異なる仕上がりになったと思います。スタジオにあったクリスタルボールが光を７色に偏光させてくれたので、うまくその光を使って幻想的な雰囲気も加えることができたと思います。作家の藍色さんが当日スタイリストとして協力してくれて、衣装アレンジをその場でしながら撮影するという貴重な体験もできました。光と影のコントラストが強かったので現像ではバランスをとるのに苦労しました。

まとめ

５つのシーンについて書きましたが、とにかくご覧になっていただきたいと思います。私にとっても夏歩さんにとっても相当なチャレンジをした作品達です。いずれかのシーン一つにでも心に響くものがあれば幸いです。