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ACF展振り返り

御礼

まずはじめに、10/25から27に開催しましたAccessory Collection Fetishに足を運んでいただきました皆様、作家のMAKIさん、藍色さん、いおり気高いさん、そして献身的にサポートいただいたモデルの山中夏歩さんに心からお礼を申し上げます。漠然と考えていた夢の第一歩を踏み出せた気がします。

もっとも嬉しかったこと

実は展示は自己満足のためにするものだと、ちょっとした諦めの気持ちとともに考えてました。承認欲求を満たすために、写真を撮って印刷して飾って、それで少しでも沢山の方に見てもらえたらそれだけでも良いかなぁ、と思っておりました。でも心の底では常にモヤモヤするものがあって、来ていただいた方の心や今後の行動に変化を起こせるような力を持った展示をしてみたい、という夢をいつも抱いていたのです。
そして今回の展示を終えて、作家のMAKIさんのブログを拝見しました。ちょっと引用させていただきます。

「Yaas様の撮ったお写真には、私の思っていた想いや、心の奥底に眠る、私自身も気付かない想い、モデルさんの雰囲気が完璧に融合しておりました。作者でも気付かない想いを引き出せる、Yaas様の偉大さを感じた瞬間であり、三位一体をこの世で初めて実感しました。カメラマン、モデル、作家の集まったあの場所で、私は深い感銘を受けました。今回参加させていただいた個展で起こった出来事、経験は、今後の制作に良い意味で多大な影響を及ぼしたと思われます。今後のChocolateLily MAKIに、ご期待ください」

こんな嬉しいことはありません。作家さんに今回の展示で感銘を受けていただき、もしも今後の活動に影響を及ぼす事が出来たのならば想像以上の喜びです。ブログを読んでいて涙が出てきました。このブログを読んだ事は私自身の今後の活動にも大きな変化を与えてくれたと思います。

出逢い

そして展示期間を通じて、カメラマン、モデル、作家の3者の交流が頻繁に行われました。この多くの出逢いも嬉しかったことの一つです。
私自身ツイッター上で写真だけ拝見していた多くのカメラマンさんと話ができ、たくさんの刺激を受けました。私はあまり社交的でないためポートレート歴が長いわりには知り合いが少ないのです。
モデルさん同士の交流も見ていて楽しかったポイントです。私が撮っている今まではお互いに接点のない違う世界で生きているモデルさん同士が私の目の前で交流しているのを見るのは、まるで異種格闘技戦を見ているような不思議な感覚でした。
さらに作家さんとカメラマンさんや作家さん同士がコミュニケーションしているのを見て、展示を開催した意味があったなぁ、としみじみ思ったのです。

表現への挑戦

純粋に写真そのものの表現の幅も今回の展示では広がったと思います。普段は撮らないタイプの写真を夏歩さんと協力してチャレンジし、そのアウトプットである写真の評判が良かったのは素直に嬉しいことでした。下の2枚の写真が私達のチャレンジです。そしてあえてこの2枚を入口の近くに展示しました。ツインテールでサングラスの夏歩さんは滅多に見られないですし、LEDライトを使い、彩度高め、コントラスト高めの写真は普段私がやらないタイプの撮影です。

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自分の中のこだわり

個展だからこそこだわれる事があります。ACF展用のロゴを作成し、いたるところに使ってます。自分でデザインすると才能がないので良いものが出来ませんから、お金を出してプロの方の作品を使わせていただきました。

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限定5冊のフォトブックも作成しました。見開きに写真を使いたかったので、綴じの部分に糸やホチキスなどがないタイプの製本としました。そのため高価になってしまいました。原価1冊5,000円なのですが1冊だけ在庫がありますので欲しい方はお声がけください。

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最後に

今回感じた想い、そして出逢いは大切にしたいと考えております。実はMAKIさんのアクセサリーは今度開催するフェチワークショップでも使わせていただきたいと考えており作成依頼をすでにしております。色々やりたい事が渦巻いておりまとまりを欠いている状態ではありますが、残り少ない人生の中でやりたいことはやりきって消えていきたいと思います。私のやりたい事に共感いただけるモデルさん、カメラマンさん、作家さんなどがいらっしゃったらどんどん巻き込んでいきたいとも思ってます。ほんの小さな写真展を3日間開催した程度ではありますが、私にとっては大きな一歩です。ACF展を続けていくのか、異なる活動をするのかはまだ迷っておりますが、温かく見守ってあげてください。

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