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どうしても書き留めておきたくなったこと

鬼滅の刃がテレビシリーズで再開される。
原作は紙で読みたい。

で、読んでみて気になってどうしても書き留めておきたくなった。

歳をとって思うのは、どこかで読んだ話の方が多くなったり、かつて自分が考えた様な話が出てきたりしていると言うことだ。
元漫研の憂いである。

鬼滅の刃はスピード感がある。
他の作家がもう少し深掘りしてしまうところを簡単に飛び越える。
私の好きな作家は萩尾望都であるので、つい知らないうちにモー様の同じような作品を思い出してしまう。

鬼とヴァンパイアを比べるわけではないが、同じく「血」が関係しているのでちょっとン?と思ったりして。

率直には、週刊で書くのは辛かっただろうなあ、と言う感想。編集者の意向なのかはわからないけど、あらすじの如くスピードのある展開は驚くばかり。

何が違うかと言うと、キャラクターが醸し出す背景が良くも悪くも説明が多いと言う所だろうか。

「残酷な神が支配する」

は全17巻であるけれど、キャラクターの背景を疑問に思うことは無い。

何が言いたいかといえば、週一で続くアニメと純文学を丁寧に映画にした作品との違いに近いかもしれないと言うこと。
個人的にとても居心地の悪いスピード感なのだ。

あ、エヴァを初めてみた時の違和感と似てるかも。

まあ取り留めなくわだかまった気持ちを書き殴ってるんですけども。


とにかく、今後スピンオフが出てきてほしいなあと思う希少な作品であったのでした。

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