ある春の夜に
自粛期間が始まって1ヶ月が経つが、幸いにも私は気が滅入ってはいない。むしろ充実している。なかなか会うことはなかっただろう人と夜中の3時までやりとりをしたり、本を好きになったり、今まではない経験ができている。
そして気づいたことがある。私はいつもみんなよりはできる人間だと、ただの自意識過剰、自分を過大評価していたことを。
最近は無力さを感じる。何か質問や意見を求められた時、とっさに答えられない。楽しい会話中でも、質問や意見を求められると精神的苦痛のように感じる。もっと言葉のキャッチボールをしたい。知的な人は、私の知らない事をたくさんしていて、いろいろな事を教えてくれる。だが私は話を聞くだけで、参加ができない。ただその場にいるだけだ。悔しい。とても悔しい。だが楽しい。自分のダメなところが浮き彫りになり、変えていきたいと思ってるから。
たくさんの本を読み、たくさんの人と交流する。なるべく意見を言う。恥ずかしがらず、思ったままに。
思った事を口にできないのは、致命的である。障害であるとも感じる。こんなにも喋れないものか、私の思考は高校生で止まっている。悔しい。
私は絶対に、変わる。
周りの人に気づかさせてもらった。みんなみたいになりたい。自分を持った強い女性になりたい、
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