見出し画像

2023/12〜2024/1/5雑記

まとまりませんでした。剥き身のバラバラです。なんてことないんですけど、なんてことないことを書いとこうかなと思いました。


2023/12/7

左手の薬指で鈍い光を放つ指輪を見て、その人と約束をしたであろう誰かを想像する。そして、私の指にはまっている、私が私のためだけに千円とかで買った指輪を眺めた。

2023/12/8〜10

朗読劇の手伝いをする。「死」を取り扱った短編一人芝居×3人。小さな劇場だった。客席からの視線をうけとめる身体の柔らかさ、確かさを感じた。クリスマスムードの浮かれた街から少し離れて立ち止まるような時間でありがたかった。この公演から、私の中に川が流れている。

2023/12/11

初めて会う人のまえでいつも私は饒舌で、話しすぎてしまう。反対に、親密になってくると油断して話さなすぎる。みんな、私に関することは、ふんわりと良い感情だけ覚えていて欲しい。いつも一方通行の気持ち。

2023/12/13

本音っぽく聞こえる軽口(悪口が本音のような気がしてしまうんだよな)を久々に聞いて動揺してしまう。普段周囲に気をつかわれているのか、あまりに優しい人しかいなくなってしまったのか。オブラートに包まれない言葉はささくれだった木のようだなと思った。

なにか、同じコードを共有したいのかもしれない。それは悪口でもいいし、お酒でもいい。日常生活でもいいし、好きな映画でもいい。

2023/12/22

先輩おすすめの小説を読む。昔引っ越して行った友人を思い起こすような感覚になる小説。「日常と隣り合わせの戦争」とか「一つボタンを掛け違えたら存在しない自分」みたいなことも描かれていて、短編朗読劇からぼんやりとあるテーマだった。せっかくなので連想した映画に行くことにして、先輩を誘った。

2023/12/24

M-1の日。お笑いが好きだ!令和ロマンが優勝した時の、後ろの芸人さんたちの悔しそうな顔が忘れられない。私は1日でいいからヤーレンズの楢原さんのように振る舞ってみたい。

お笑い好きを宣伝している効果か、賞レースのときに連絡をくれる人がいて嬉しい。私がお笑いの近所に住んでて、お笑いで待ち合わせしてる気持ち。

友達に勧められていた小説を読む。向こうの家の近くで待ち合わせだ。でも自分がおすすめを見たりする時は待ち合わせより「来ちゃった♡」の方が感覚として近い。
ちょうどその友達にお礼で送っていたプレゼントが届いたらしく、嬉しい。メリークリスマス。

2023/12/25

すっかり金髪だった髪の毛をネイビーブルーにする。私の髪は上手く染まらずムラになってしまうんだけど、美容師曰くキューティクルが通常より強靭な可能性があるとのこと。それってどう受け止めたらいいんですか?

2023/12/30

まつ毛パーマをかける。空までとどけ!根本から急カーブしてまぶたに張り付いたようになり、目が開けにくい。でも可愛い。
サロンの人曰く、私のまつ毛は通常より強靭らしく、パーマの放置時間を長めに取る必要があるとのこと。なんで強靭なんだよ。お手数をおかけしている。お願いする人がプロであるありがたさ。

2024/1/2

祖母に会う。みんなでよってたかって車椅子の祖母の世話を焼く。祖母は祖母で息子である父の世話を焼く。無条件に外見を褒めてもらう。祖母もブリーチしたことあるって。

2023/12/21〜2023/1/3

高校生がメインだったらしい郵便局のバイトに申し込んでしまって単純作業の日々。私は単純作業が好きだと思っていたけど嘘だった。思えばこれまでの単純作業はイレギュラーに発生する個人作業であり、私を喜ばせたのはイベント性と誰にも邪魔されない任務の遂行であった。2日目で飽きた。手は忙しいが脳が暇なので余計なことをたくさん考えた。通勤の自転車から見る夕焼けが綺麗だった。

2024/1/4

正月休み明けのバイト先、忙しすぎて脳みそが機能を停止する。
それぞれの脳みそがショートして火花を散らし、アドレナリンで炎色反応を起こしていた。パチパチしてる室内で私も煙をあげながら、束の間、落ち込んでいたことを忘れる。

2024/1/5

トーストにマーガリンを塗っておせちの残りの栗きんとんを乗せ、生クリームを絞ったのを朝ごはんに食べる。うますぎ!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?