負の感情との向き合い方

幸せとは?
今ある幸せも必ず通り過ぎていってしまうという実感がずっと心の中にあるし、実際にそう。昨日までいい気分だったのに、急に雨が降ったように心にモヤがさし、「睡眠薬 自殺」なんて検索している。
 幼い頃から自分に自信を持てたことがない。大きな成功はしたことがないし、大人になってもうまくお金を稼げた試しがない。「お金を稼ぐ力がある=社会に貢献できる力がある」という記事を目にした時には眩暈がした。じゃあ自分は社会にとって価値がない人間ということになる。
 たまにやってくる、”死にたい”という感情は、いつ頃からデフォルトになったのだろうか? はじめに近い感情に気づいたのは、大学4年目の卒論の執筆期間だったと思う。ZINEとインターネットの表現方法の比較を内容の主として卒論を作成していたが、教授から数々アドバイスをもらっていたのにも関わらず、それを全く反映させず会うたびに怒られていた。
周りの同級生は、とにかくうまくやれていた。一つのテーマに対してうまく議論ができていたが、自分は言葉が出てこない。普通ができないことに対して苛立ちと悲しみと、不甲斐なさと、いろんな感情が込み上げてくる。

大人になった今でもそれは変わらない。周りの普通に対して、自分ができていないと感じることが多すぎる。どれだけ努力しても、報われないんじゃないか?と思うことが頭の中を占めすぎている。

それでも、この強い負の感情を何かにぶつけていかなきゃいけないんだろうなと感じている。何かを伝えるために自分は生かされているんだろうなと思う。その何かってなんなんだろう。わからないけど、筆を進めることしか脳がないからとりあえずキーボードを叩く。それが、負の感情との自分なりの向き合い方だ。ついでにキーボード弾けるようにもなりたい。



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