息子が初めてネコのぬいぐるみに向かってワンワンと言った日
ciao! sono ya.
最近、note書くため大昔の事を色々思い出すことが多いんだけど、真面目な性格ゆえ、間違った事書くのはよくないかなぁと、過去の育児日記など読みあさっては、感慨にふけっておりました。
育児日記と言っても、見開き2ページが1ヶ月分の大判ビジネス手帳だから1日3行くらい。長男の時は、次男が生まれる数日前まで、2年半くらい毎日細かい字でびっしり書かれているのに、次男になったら、月に2日か3日分しか書いてない。。。
なので、今回書きたい話は、育児日記に書き残したものは見つからないんだけど、何回も話してるから、まあ、だいたい合ってるはず。。。
たしか、次男が8ヶ月くらいの時。ベビーカーに乗せて近所の銀行に行った。中に入ると、その銀行のイメージキャラクター、トムとジェリーのぬいぐるみが置いてあった。
次男はそのぬいぐるみを指差して言った。
「わんわ!」
「やった〜!ワンワンって言った!!!すご〜い。ワンワンだね〜」
私は大喜びだった。
トムとジェリーは犬じゃないし、とか、ニャンニャンとチューチューじゃない?なんて思いもしなかった。
なぜなら、ヒッポファミリークラブ(ヒッポ)の中で聞いていた赤ちゃんのことばの話とぴったり合致したからだ。
赤ちゃんは、最初犬だけでなく、主に四つ足の動物をみんな「ワンワン」って言い、その後、「ニャーニャー」「おうまたん」「ゾウたん」と分かれていく。
最初は大まかな全体でとらえていて、だんだん細かく分かっていく。
だから、「わんわ」って聞いた時は、おっ、うちの子にも、ついにこの時がやってきた〜!!!って感じだった。
しかし、家に帰った息子は、ダイニングテーブルを指差して
「わんわ!」
んんんんん?
こ、これは?四つ足だからか???
それとも、それまで何かを指差して「わっ、わっ」と言ってた息子を
「すご〜い、うちの子天才!"What?"って英語で尋ねてるよ」なんて浮かれてたけど、それが単に変化して「わんわ」になっただけなのか?
でも、なんだか、トムとジェリーに向かって言った「わんわ」とダイニングテーブルに向かって言った「わんわ」は、ちょっと違った気がするな〜
こんなしょーもない、22年も前の些細な出来事を覚えてるのは、ヒッポでみんなが赤ちゃんの話をしながら、人間ってどうやってことばを獲得するのだろう?って考え続けているから。
その副産物?なんだけど、就職し独立して遠くに住んでる息子の、赤ちゃんの時の話を、昨日の事のように思い出せるのは、なんだか幸せなことなんだよね。
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