『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を観た感想(ネタバレあり)

さて、本日はずっーーーーと楽しみにしてきた、「劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデン」を観てきました。内容が、かなり自己啓発系に寄ってしまいましたが、それくらいこの作品から得ることは大きかったです。それでは、まとめていきたいと思います。よろしくお願いします。

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©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会 より引用

感想

・「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のように、人の気持ちに寄り添える、優しい心の持ち主になりたい。

・思いを、『伝える』

・願い、行動すれば、叶う....!

自分の行動に、生かせてるところは、大きく上記の3つかなと思いました。それでは、上記の感想をカルボナーラのように絡めつつ、ネタバレ含む形でまとめていきたいと思います。


相手に気持ちを伝える手段は、いろいろ。目的は本当の想いを伝えること。

実は、映画を視聴する前日に、アニメシリーズのヴァイオレットエヴァーガーデンのBDを久しぶりに全て見返してから、映画を観にいきました。

アニメシリーズでは、この伝えるという部分に関して、「手紙」を通して人に思いを伝えるってことが大きな役割を担っていました。

しかし、劇場版ではこの伝えるという形式が、時代の変化と共に、違う形式になっていたりしましたし、状況や、場面に応じてそれ相応の伝え方をそれぞれが選択するという描写がされていました。

一番、この点で印象深かったのが、アイリスと、ベネディクトが手紙ではなく、電話を選択し、危篤状態のユリスと、リュカとをつないで、思いを伝えあったシーンです。

            「ずっと友達だよ」

という本人からの、とても嬉しい言葉を直接ではなくとも、「聞く」ことができたのは、本当に幸せなことだったのではないかと思います。

伝えなければ、伝わらない。 本当に伝えたいことを伝えるためには、どうしたらいいのか?ってところを、考えて生きていきたいですね。

(こうして、自分が文字に起こして、noteに書いているのも、きっと思いを伝えたいからなんでしょうね。)


ヴァイオレット・エヴァーガーデン

さて、話は変わり、自分はこの作品の「タイトル名」が、とても大好きです。アニメでもこのタイトルの回収は、あの伝説の第9話(勝手に伝説登録する人)のタイトルであり、「バー―ン!!!!」と観ている人に圧倒的印象を与えたんではないかと思います。

今回の映画でも、このタイトル名は変わらず、「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 と、それ以降のサブタイトルも無しということで、ある意味、これ以外は表現のしようもない!!って感じだと、見終わって感じました。

特に、デイジー(アンの孫)が、島の郵便局を訪れた場面で、

    「知ってる! ヴァイオレット・エヴァーガーデン!」

と答えるシーンは、自分もつい心の中で、名前を叫んでしまいました。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンという一人の女性が歩んできた道のりというのは、後世にまで残る、素敵な道しるべではないかなと思います。

  人が話している言葉の中から、伝えたい本当の心をすくい上げる

ということを、一心にやってきたからこそ、辿れた道だったのではないでしょうか。 ギルベルトの「愛してる」という言葉が、彼女の生きる道しるべとなったように、言葉というのはそれだけ、人の人生を変えるくらいに、大きな力を持っていると自分は思います。 

思ったことをそのまま、頭で何も考えず、ぽーーーんと直接人に伝えたり、聴く時も、相手の態度や、仕草、目線などなにも観ずに、「あーはいはい、わかったわかった、あなたのいいたいことはこれねっ」って感じで、最後までしっかり聞かず、「それお前が勝手に思ってることで、私のホントのきもちじゃないしーーー!!!」みたいなことにならないように、その人がどんな思いで、どんな気持ちなのか?ウラハラなんじゃないか?とか、理解する努力をしていきたいと思います。 目指せ、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン !! 」 


願い、行動すれば、叶う!

これは、そのまま、書いている通りです。

今回ヴァイオレットはめちゃくちゃ行動してます。挙句の果ては海にダイブまでしてます。(あれは愛の力.......)

 命令がないと行動できなかった彼女が、自分の意志で、自分の正しいと思うことを、(なんてろかんてろエマージェンシーw)などの特別規約を自分で作ってまで、自分の足で、行動しています。

ギルベルト少佐に出会えたのは、周りの助けがあったからですが、周りの助けがあったのも彼女自身が、ずっと必死にそれまで行動をしてきた結果からであると思っています。

行く前は、とても不安そうでしたが、「会いたい」と、声にだして、少佐に直接伝えにいくところは、本当に力強く描写されていて、圧巻されました。

願い、行動に起こせば、結果はついてくるということを忘れず、やりたいことがあれば全力でやっていきたいと思いました。結果はやってみなければわかりません。


まとめ

ちなみに、今回自分が気になったのは、「葡萄」ですね。
葡萄の花言葉は、「陶酔」「忘却」「思いやり」「慈善」だそうです。

全部を自分なりに回収していくのは、難しいですが、

このヴァイオレットエヴァーガーデンという素晴らしい作品を、クオリティーがとても高い美術と、背景と、キャラと、3Dと、演出と、音響と、小物設計から、文字設定、世界観などなどすべてに、 心を奪われて、魅入ってしまいました。

最後まで完成させた、京都アニメーション様に敬意を示したいと思います。この作品に、人生で出会うことができて、本当に良かった。この時代に生きててよかった..........。 素晴らしい感動をありがとうございました。

忘却は、最後あたり、ギルベルトに対して、おじいさんが言っていた言葉が思い出されます。辛いことは、忘れることは出来ないけれど、それを受け止め、思いをつないで生きていきたいですね。

思いやりは、この作品に出てくる人たちはみんな心が温かいです。見ていてこちらも心が温まりました。すべての登場人物に愛という思いやりを感じました。

慈善は、やはりこのヴァイオレット・エヴァーガーデンという作品からは、外すことができない、「戦争」という人間が起こしてしまった、大きな過ちで失われた方々や、また生き残った方々に関する、思いなんでしょうか? 孤児や棄児の保護、教育といった活動がこの世界では描かれているシーンが多かったです。


それでは、長くなってしまいましたが、今回の感想はここまでとなります。

本当に素晴らしい作品でした! 一生、胸に刻んで生きていきたい!

ご閲覧ありがとうございました。

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P.S.   映画を観た、素直な個人的な感想を箇条書きで以下に記載します。疑問などが主ですが、意見、願望などもメモ程度に記載しておりますので、共感できたり、それはそうなんじゃないかな?という回答などリアクションいただけると、とても嬉しいです。小説版をまだきちんと読んでいないので、いたらないところや、気に障ってしまうような感想があるかもしれません。申し訳ありません(>_<) メモ書きで、ばっ~~と書いてるだけなので、この後、自分も探しに行きたいと思います。

映画終わった後に気になって、全巻買いしたので、これから読むのが楽しみです!! それではお願いします。

感想メモ

・最初のほうで、ヴァイオレットの腕が、壊れかけなのか?制御がうまくできなくなったきたのか?大丈夫かな....という、描写があったと思いますが、あの件の回収ってどこかでありましたか?(そもそもそういう描写ではなかった?)

・ディートフリート大佐が、ギルベルトに対して、お前を麻袋に入れて、ヴァイオレットの前に放り出してやりたいわっ!!て言ったところが、最高に良かったし、笑ってしまったw

・ギルベルトとの感動の再開のシーンで、最後にヴァイオレットにも、「愛してる」ってちゃんとギルベルトに言って欲しかった....( 願望。)

・映画のタイトルでもある、一枚絵の朝焼け?夕焼け?のシーンってどこかなって思った。

・ヴァイオレットエヴァーガーデンは、アニメシリーズから、最初に最後のシーンを持ってきてるって感じで、今回の映画もだったんだけど、なんであんなに暗いところを最後まで1人で歩いているのか?そして最後、カメラワーク的に追い越す視点.......  追い越す視点としたは、やっぱり観ている自分達に対してのメッセージなのか!? 生きた道しるべって感じを描写したかったのか?それなら途中、もっと、色々な人がいて、最後にギルベルトと二人とかでもよかったんじゃ....... ヴァイオレットだけに焦点当てたかった?(謎)⇒( BD買って、あのシーンを要チェック!!)

・アニメ最終回の、エリカ様のベネディクトに対する恋心はどうなったんだ!?!?どこいったんだ!?

・ホッジンズの子供、できたら、見たかった....... (女の子じゃ精神もたない、男の子ももたないみたいなこと言ってたから、めちゃくちゃ気になって最後登場するのでは!?!?と期待だけしてしまった自分がいる)


以上です。 追伸まで読んでくださった方、ありがとうございました。
BD発売とても、楽しみです。絶対買います。

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