2023年振り返り ~よかった曲編~
本当はもっともっとあるんだけどもう今年中に書き終わらないから3曲でとりあえず諦めた
・Fucked Up!!/lil soft tennis
lil soft tennisはどの曲聴いてもたぶん私と聴いてきた音楽ほとんど被ってるんだろうなと思えるくらい何もかもが好みでテンションが上がる。
年齢を重ねると、同世代や自分より若いアーティストが増えるから、その人のルーツとなった音楽が結構分かるようになるので嬉しい。最近だと、君島大空の音楽に懐かしさを感じてたけど東京事変好きって知ってめちゃくちゃ納得したりした。
この曲、くるりの引用部分は言わずもがな、最高ポイントが多すぎる。
「悲しいけどお米を食べなきゃな」のフレーズはフワッと軽やかなのに人生の真理すぎるし。カルテットのあの名台詞を意識してるのかなと勝手に思ったり。あとこのフレーズを思い出した。
悲しくてもわからなくても日々は続くよね、今、ここを生きていかなきゃねという決意を「俺の職業はTokyoのrapper」という一見シンプルな自己紹介に集約させてるのもかっこいい。
・Luv Myself feat. AKLO & KEIJU/Kvi Baba
Kvi Babaつい数日前に知ったばかりなんだけどリリックの暗さがなんともいえないリアルさで大好きになった
悲劇が起こってるわけじゃない平凡な日常を「苦しい毎日」と形容することに罪悪感がずっとあって自分を無理させてきたけど、しんどさを認めていいんだって思えた。おまもり代わりの曲になった
ヒップホップに限らず、「自分を愛そう!」って曲で世の中が溢れたらちょっとずつみんなが楽になれるのになあと思う。誰かに愛されたとしても結局自分の心の底までまるごと愛することが可能なのは自分自身以外いませんし。
・静かに叫び feat. RY0N4/JUMADIBA
語頭にめっちゃ強いアクセント付けるの狂おしいほど好き
ビジュアライザーが反復だからRY0N4のバースで「いつのまにか朝になった」って突然時間の経過が示される様に余計趣を感じる
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