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2022年2月の記事一覧

1分読書メモ:SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

次のプロジェクトでスクラムをやることになったので、おさらいのために手に取った本。 自分は多分スクラムマスターのポジションで入ることになるので、その目線で読み進めた。 基本編と実践編の2部構成になっており、スクラムを全く知らない人でも理論からしっかりと学習することができる。 実戦編では「期日とスコープが決まっていて、しかも終わらなそうな時どうすればいいか」といった、実際にスクラムでやっていく上で立ちはだかるであろう問題を取り上げて解説してくれているので非常に参考になる。

1分読書メモ:DIE WITH ZERO

お金の使い方に焦点を当てた内容。 「DIE WITH ZERO」というタイトル通り、本書では「死ぬときに貯金残高が0円になるようにお金を使え」という主張がされている。 特に印象に残っているのが下記の言葉。 ・仮に年収500万円で1000万円残して死んだ場合、2年間はタダ働きしたのと同じで1000万円分の経験をするチャンスを失ったことになる。 ・人生で一番大切なのは思い出作りで、経験にも複利がかかる。 ・お金から価値を引き出す能力は年齢とともに低下する。 要するに若い

1分読書メモ:「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣

業務効率化のためのテクニックや素養、習慣を50個にまとめてくれている本。 「残業しないチーム」と「残業だらけのチーム」という対比で「良いこと」「悪いこと」をまとめてくれているので非常に分かりやすい。 すぐに活かせることも多く記載されているので、特に若いチームや初めてチームリーダーを任された人は参考になることが多いように感じた。 個人的には、昔残業ばかりしていた時に自身がしていたことを思い返すとぐうの音も出ないのと同時に、「だから残業してたのか」と改めて気付けることも多く

1分読書メモ:エフォートレス思考

エッセンシャル思考の続編。 エッセンシャル思考が「何をやるか」であるのに対し、エフォートレス思考とは「どのようにやるか」を考えるための思考法のこと。 前著のヒットを受け、仕事の依頼が激増した著者自身が「エッセンシャル思考」を駆使して「何をするか」を厳密に取捨選択したにも関わらず、重要なことが多すぎて首が回らなくなったことから「エッセンシャル思考だけでは足りない」ということに気付き書き下ろしたとのこと。 サブタイトルの通り、努力を最小化して成果を最大化するために、目の前の

1分読書メモ:エッセンシャル思考

チームの方針を考えていた際出会った本。 最少の時間で成果を最大にするための思考法がまとめられている。(=エッセンシャル思考) 非エッセンシャル思考の人はどう考え、エッセンシャル思考の人はどう考えるかという対比で論述してくれるので分かりやすい。 例えば以下の感じ ■トレードオフ ・非エッセンシャル思考:「両方できるさ!と短絡的に捉え、どうすれば全部できるかを考える」 ・エッセンシャル思考:「何を取り、何を捨てるかを考え、何に全力を注ぐかを決める」 また、冒頭に出てく

1分読書メモ:トヨタの会議は30分

会議の効率化、削減を検討していた際にオススメいただいて手に取った本。 書店に立ち寄った際、店頭に陳列されていたのである程度売れている本なのかな?と推測。 内容はタイトルの通り、トヨタで実践されていた会議のノウハウと仕事術に関しての本。 トヨタで実施されていた会議手法をざっくりまとめると以下の感じ。 ・特別な場合を除いて、原則30分で設定する ・関係者には前もってアジェンダを周知する(解像度の高い具体的な議題) ・白熱して時間が足りなくなった場合は延長も可 ・延長時間を

1分読書メモ:コンサル一年目が学ぶこと

以前知人にオススメされて以来ずっと積読していた本。 初版は2014年と10年弱昔だが、未だに書店では目立つ位置で陳列されている。 本書は、各界のコンサルタントの方々を取材し、新人時代に学んだことの中で今でも記憶に残っていること・役に立っていることをベーシックスキルとしてまとめたという。 30個のベーシックスキルを「重要度」「難易度」付けをして解説してくれていて、どこから取り入れていくかの当たりが付けやすい。 冒頭の「本書を読むことで、職業を問わず、業界を問わず、15年

1分読書メモ:ビジョナリー・カンパニーZERO

ビジョナリーカンパニーシリーズはよく読んでいたので、電車広告で目に留まり手に取った本。 起業家や経営者に向けたリーダーシップの本であるが、社内組織のリーダーやこれからリーダーになろうとしている人に対しても役に立つことが多く書かれていると感じた。 個人的には会社のビジョンやミッションの作り方と押さえるべきポイントをまとめている章が特に学びが深かった。 ・コアバリューと理念からパーパス(存在意義)が生まれ、パーパスを指針としてミッションを決定する。 ・コアバリューと理念、

1分読書メモ:2030年に勝ち残る日本企業

「2025年を制覇する破壊的企業」や「スタートアップとテクノロジーの世界地図」の山本康正さんの著書。 小売、自動車、ヘルスケア、保険、金融、家電、メディア、ゲーム、農業、食品、建設、不動産、エネルギー、アパレル、総合商社等の業界においてグローバルなメガトレンドの中で日本企業がどのような戦略を取るべきかについて論じている。 自分が開発に携わったことのあるサービスも紹介されていて、相変わらずスケールが大きいが自分事としても読むことができた。 最近は山本康正さんの著書が出てい

1分読書メモ:1分で話せ2

伊藤羊一氏の「1分で話せ」の続編。 "超実践編"ということで、プレゼン・説明・交渉・会議・資料作りといったビジネスの現場で求められる事柄に対してすぐに活かせるハウツーをまとめた内容となっている。 前作と同様に、さすが「伝える」ということをメインテーマとして書いてるだけあって抜群に読みやすい。 気付いたら読み終わっているくらいサクサク読み進められるのに、ドッグイヤーをした箇所かなり多くそれだけ自分にとって濃い内容であった。 ~「伝える」という行為は人を動かしてなんぼ~

1分読書メモ:マクスウェルのリーダーシップ集中講義

「リーダーを目指す人が最初に読み、最後に読む本」と帯に書かれており、強烈な興味で一気に読み終えた本。 リーダーを目指す上でのステップ・必要となる資質から、どのように道を譲るかまで通して書かれており、まさに帯の言葉の通りの本だと感じた。 この本を読むとリーダーシップは特別な誰かだけでなく皆が培うべきものだということが良く分かる。 また「リーダーシップは一日で身につくのでなく、一日ずつ身についていくもの」というのは本当にその通りだと思った。 逆を言えば「毎日試行錯誤を繰り

1分読書メモ:プレゼン資料のデザイン図鑑

ソフトバンクアカデミアの事業プレゼンで一位を獲得した方が書かれた「プレゼン資料」のためのデザイン図鑑。 プレゼン資料を作成するときに迷う、レイアウト・フォント・画像の使い方等を、見開きで悪い例・良い例として比較をして解説してくれているので非常に分かりやすい。 "見てマネするだけで最強のプレゼン資料になる"という言葉の通り、かなり実践的で参考になる。 #読書感想文

1分読書メモ:スタートアップとテクノロジーの世界地図

これから世界をリードしていく可能性のあるスタートアップ企業たち約50社を支える「ビジネスモデル」や「技術」をまとめてくれている本。 「2025年を制覇する破壊的企業」と同じ著者で本書の方が若干後に出版されている。 前書と比べると詳細度は落ちるが、より広範囲をカバーしてくれている内容となっている。 名だたるスタートアップがどういったところから着想を得ているのかや課題解決に対する着眼点の鋭さは相変わらず感服するばかり。 また、世界の各地域の特色や市場の発展経緯などもコラム

1分読書メモ:知識ゼロでも今すぐ使える! ビジネスモデル見るだけノート

日本・海外問わず様々な企業のビジネスモデルを図解してくれている本。 表紙にもある通り2時間程度で読めてしまう文章量でありながら、視覚的要素も多いので理解しやすい。 ITの開発現場しか知らない私にとっては「そんなやり方があったのか」と目から鱗ばかりだった。 また、最後にまとめとしてビジネスモデルの重要単語をまとめてくれているのも有難かった。 「○○見るだけノート」はかなりシリーズ数があるようなので、様々な分野の概要を知るという意味では使えるかもしれない。 #読書感想文