洞察力 page2

考えて頂けたでしょうか。

ファーストインスピレーションと洞察力は関係ないと思われた方もいるかもしれませんね。

"はじめは、気難しくて話がしづらそうに思ったが、話をすると全然イメージと違い話がしやすく仲良くなれた。"
これが感覚の邪魔をしている例なんです。

と前回書かせてもらいました。

何が感覚の邪魔をしているのか?
はじめての人と会った時に使う五感は、視覚、聴覚、嗅覚、そして握手をする事があるならば触覚です。
はじめて会う人なので、視覚で相手がどんな人かを見ようとする事が多いとおもいます。
身長が高い人だな、スマートな人だな、はっきりした顔の人だな、と様々な印象があると思いますが見た目からスタートしますよね。

でもそれは視覚だけの事で、ファーストインスピレーション、はじめの感覚、直感を忘れさせているのです。
ファーストインスピレーションを忘れて考えてしまっているのです。
一瞬で忘れているんです。

はじめに感じた事を忘れ、考えて見てしまっているのです。
この人はどういう人なのだろか?と先に考えてしまっているのです。
相手は自分ではないのですから、それでいうなら初対面の人はみな気難しい事になります。
例えば、こちらは笑みを浮かべて「はじめまして」と挨拶をしているのに、相手が無表情に「どうも、はじめまして」と答えると、自分の考えでは愛想よく挨拶をするのが普通なのに、相手が無表情なだけで、愛想よくないな、気難しい人なのかな?と考えてしまいます。
相手の事を自分基準で考えてしまっていますよね。


ファーストインスピレーションは無意識に五感の何かを使っている感覚で、それを確かめるのに意識して五感を使い考えていくのが洞察力につながるのです。
無意識だから一瞬で忘れているだけで、無意識でもその感覚を覚えておく習慣をつける事が、洞察力を磨くスタートラインだと私は考えています。

今回はここまでです、続きは後日投稿致します。
次回"洞察力 page3"です。
読んで下さった方、ありがとうございます。

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