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高かったのでロードバイクを自分で作る(ロードバイク組み立て)DIY

10年前、富士ヒルクライムレースに出場するのにロードバイクが欲しいと思いロードバイクを買おうと思ったが、高い。
ジャイアントのTCRのカーボンフレームに105のコンポがついているもので16万円。
部品代を考えると今から考えると激安だった。
これにしようかと思ったが、10万円ぐらいと思い自転車を自作することにした。

ヤフオクで新品の105のコンポセットを34,000円ほどで落札できた。
定価で8万ぐらいのものだから半額ほどだ。
これは、あるブランドの完成車用に用意されたモノだったらしく、在庫として残ったモノの処分品。
届いたモノを見たらそのブランド名が入ったシート、ハンドル、アウターなどもセットになっていた。
ラッキーだった。

一台目はカーボンフレームはヤフオクで4万で購入。(各種パーツを集めるのに苦労しました)
二台目は中華のフレーム(ヘッドパーツのベアリングこみ)を6万円ほどで輸入。リスクはあったがこれもラッキーで問題はなかった。
ものによっては、3万円も。
必ずリアディレーラーのエンドパーツが付いているものを選択すること。ヘッドパーツのベアリングもセットで販売しているところで、セットで購入をおすすめします。
このパーツものによっては調達に大変苦労することが多いです。

納期には時間がかかる場合が多いと思う。
アリエクスプレスで。
今は円が弱いので割高になってしまうかもしれない。

中華フレームの記事は10年以上前からチラホラWebに出ていた。
試乗会で、あるメーカーの人から話を伺ったことがあった。カーボンフレームは量産効果が大きい、歩留まりが多い。労働集約的、生産設備に多額の投資が必要などの話を聞いていた。
ということは、労働力が安いところで大量に作って、不良品が大量に出るはずだから、不良品?検査不合格品が市場に流通れるのではないか?
やはりそういう予想はあっていて、大量に生産しているメーカーのフレームデザインのフレームが大量に流通していたと思っている。

本当の模造品もあるのでしょうけれど。

組み立て方法は、各モデル、油圧、機械式、電動コンポそれぞれたくさんの組み立て動画があるので組み立てに昔の用に苦労はしないと思う。

今となっては以下のYoutube動画があるので工場の実情がわかる。

Lookなどは生産工場

Giantの工場も

Giant6年前以上前の工場動画

Giant7年前の工場

Trekの工場
量産化、歩留まりが出にくい用にフレームもいくつもの部位に分けて作って、組み立て接着しているね

11年前のTrekと比べると随分進化してるね


中国の工場

フレームのたくさんの箇所に穴をあけて、ボルトどめできるように金属を埋め込まないといけないからカーボンフレームはとても手間がかかるね

SCOTTの工場、9年前か、2012から2013年の風景かな

meridaの7年前の工場

Pinarelloの11年前の工場

https://youtu.be/g70WLFClCas

ホイールは近所の自転車屋でシマノの一番下のグレード前後は12000円で購入。

Pinarelloイタリア工場6年前、塗装の場面しか、、、

Pinarello14年前のイタリアの工場

Colnago13年前イタリア工場?フレームの型を見るともっと前の映像っぽい。塗装のみだね

工場の生産工程を見ると数個コピーで生産することは難しくて、不良品を横流し、もしくは、どこかの工程での流出品と考えられるなーと。

自転車屋で、カーボン用チェーンカッター、チェーンナイフ、アウターケーブル、タイヤ、チューブ等々を購入2万円。

大変なのは、フロントフォークのコラムカットである。
このためだけに万力を買った。

実は、1台目作った時には、手で押さえながら、金属用の糸鋸で手でギコギコ切ったのですが、あっという間に歯がダメになりコラム1本切るのに3本もの歯を使ってしまった。さらに切り口がガタガタ、斜めに^^,

2台目作った時には、カーボン用のノコを購入した。


コラムカット用にソーガイダーも購入したのだが、カーボン用の歯が厚すぎて溝に入らないという状況に^^;
試行につぐ試行。

最近だとYoutubeの動画がたくさんあるので、それを参考に組み立てられるが当時は動画がなかった。

なので、

ブログの記事を参考にしたり、自転車屋でディスプレイしてある実機を観察。初心者にはヘッドパーツが難しい。
自分のシティバイクのヘッドパーツをバラして清掃グリスアップで予行演習。

週末ごとに組立てる。
試行錯誤である。

今となっては、Youtubeで見かける組み立て用のサイクルスタンドがあれば、そのやり方をするのだが、カーボン用のノコギリを購入して切ったがこれが大変だった。

さらにアウターケーブルの長さ良い具合に見極めて切断するのも苦労した。
アウターケーブルを専門工具で切断してもアウターケーブルの中の空間が潰れる。
潰れた中のプラスチック部分をホジホジすればいいのですけれど。

ケーブリング。イマドキなフレームを購入してしまったので、ケーブルがフレームの中を通っている部分が多い。

最初に自分で組み立てるんだったら、ケーブルがフレームの外をはわせるフレームを選択することをおすすめする。

チェーンをフロントディレーラー、リアディレーラーに通して切断するコマを決めるのにも苦労。

規格化されているので、なんとかなる。

完成させて、家の近所で試し乗りをして、富士ヒルクライム会場に持ち込んだ。

メーカーのブースがあって無料メンテナンスしてくれるコーナーがあったので、シフトの調整をしてもらう^^;

自分で作ったもの、中華カーボンフレームの修理を受け付けてくれない自転車もあるので、ご注意を。
組み立てるぐらいできるようになれば、メンテナンスも自分でできるの問題ないと言えるのですけれど。

自分で作ったので信用ならないので、こまめにメンテナンス、調整しているから問題ないのかもしれない。
自転車は消耗品の塊で、カーボンに樹脂と接着剤なのでフレーム自体も劣化する。

写真も残っているはずなので時間のある時もう少し詳細にまとめてアップします。

105のコンポのセット実は、その後に中身が確実だったので2セット追加購入。

一台目は1年半で盗難。
特に問題はなかった。

二台目は、なんだかんだ毎年6000kmから1万キロ。
富士ヒルクライムレース2度出場して、下りのハードブレーキにも耐え6年運用している。
輪行で海外にも持って行っている。
自己メンテンテナンスでも問題ない。
自己責任でぜひ試してみてみてね。









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