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『誰にも相談できません』  

人生相談の本を読むのが好きだ。どんな悩みをしているのか。
重たいのか浅いのか。
重たい内容の場合、採用されないのかなぁって思うけど、
ダラダラと書いている人は「おお、悩んでらっしゃるなぁ」って思ってしまう。

最近では鴻上尚史さんの

ほがらか人生相談

これは失礼ながら、もうごあいこのようにがっぷり四つ。大体が女性の悩みの長い話(といったら怒られるのかな元首相のように)を丁寧に聞いて、そして懇切丁寧に返事を書き倒す感じで、返事を返しています。しかし、ここまで懇切丁寧に書きたおすのも凄い才能だけど、相談内容がこれまた失礼ながらよくわからないことが多くて、だから僕は人生相談は苦手で、もう恋愛相談なんてどうやってすんの?って全く未知の世界の出来事ですもの。だから誰にも相談されたことがありません。
鈴木涼美さんがイベントでやってたのをオンラインで視聴してみたけど、面白い反面、恋愛経験が豊富ではない僕にとっては未知な領域で、聞いていて面白かったのですが。本当、特に夜の世界の男と女って凄い世界ですねぇ。

これが最近読んだ人生相談の本なのですが、最初の方のお悩み相談の相談事がものすごくて、

「恋をしたことがありません」(74歳 男性)

さぁ、この相談にどう高橋さんが答えるのかが見ものではあるんですけどね。
僕ももうこの方のようになってしまうんじゃないかと感じてしまうんですけど、
まぁ、恋はとりあえずはしたことがあるので大丈夫か。
ぶっちゃけますと、成就したことがないわけでして。まぁ、お付き合いしたことはあるのですが、なかなか結婚までは行かずにダラダラと45歳という年齢までになったしまいました。
しみじみと哀しみが込みあげてきます。恋愛ってどうすればいいんでしょうねってアホな相談を、いろんな人に聞いたことがありますけど、できる人はすぐにできちゃうみたいですね。その辺りのコツって言ったら変なのかもしれませんが、それを知りたくて読んでみたのがこの本

AV監督の方が、書かれていて、ついタイトルとかに惹かれてしまいました 笑
「ヤリチンとオタクだらけの男たち」って見出しが面白くって、
つい、笑ってしまいました。これ、恋に悩む女性向きに書かれているので、恋に悩むオッサンが読んでもしょうがないといえばしょうがないのですが、それでも面白かったですねぇ。やってもやっても満たされない男の心理がなんとも切なくよくわかります。切ない性やわって本当に思いますますもの男ってバカだなぁ 笑。

最近、私も三島由紀夫の本とかをたくさん読んでいて、果ては石原慎太郎氏の本まで読み始めてしまったので、
フェミニストの方の本を読もうと軌道修正しているところです。

女子の中で育ったこともあるかもしれませんが、
男、男している男性って僕はちょっと苦手だなぁ。


『限界から始まる』って往復書簡が最近はとても面白かったです。
二人の秘密で大切なお手紙をこっそりみているような。男にもとても刺さる内容が多くて本当に勉強になりました。

今日はこのへんで。




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