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【ゲームレビュー】ダイスの魅力を存分に引き出したゲーム!プロローグだけでも十分に楽しめる『Die in the Dungeon: Origins』

⚠️ Steamで無料入手したゲームです⚠️

Die in the Dungeon: Origins は、カードではなくダイスを使ってダンジョンを攻略するという斬新なゲームです。このゲームでは、ダイスには色や効果があり、ボードに置いて組み合わせることで戦闘を展開していきます。例えば、赤は攻撃、青は防御、緑は回復、紫はブーストというように、それぞれのダイスには特徴があります。ダイスの魅力を存分に引き出した、このゲームのコンセプトは斬新で面白いものだと思います。

このゲームの魅力は、ダイスのランダム性と戦略性のバランスが絶妙なところです。ダイスの出目は運に左右されるのですが、選択肢は豊富で、どのダイスをどこに置くか、どのダイスを強化するか、どのダイスを捨てるかなど、自分の頭で試行錯誤しながら決めることができます。ダイスの組み合わせによって、毎回違った戦略を考えることができるのは、やりがいがあって楽しいです。

また、イベントや遺物と呼ばれるアイテムもゲームにアクセントを加えます。イベントでは、リスクとリターンのトレードオフを考えながら、選択肢を選ぶ必要があります。遺物は、ダイスやボードに様々な効果を与える強力なアイテムで、ダイスの組み合わせによっては驚くべきシナジーを発揮するのです。これにより、ダイスの出目による緊張感が心地良い物になっています。

一方で、このゲームの難点は、チュートリアルが少し長く感じるところです。また、敵の行動パターンや弱点もわかりにくいので、試行錯誤も必要になってきます。しかし、これらの難点は、慣れてくると気にならなくなるし、むしろ、ダイスの奥深さを掴めてくるとがぜん面白くなってきます。

さて、このゲームは、プロローグという位置づけで、本編は来年発売予定とのこと。プロローグだけでも十分に楽しめますが、本編では、さらに多くのダイスや遺物、敵やイベントが追加されるそうなので、待ち遠しいですね。

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