バイリンガルふたりがルッキズムについて語るエピソード。

DMには返事する？
意訳してみました。
引用元：「Kevin's English Room Podcast Plus」05/26/2022

あなたはチョコを冷凍しますか？ ゲスト:MC TAKAさん [Amazon Music独占コンテンツ付きエピソード]-英

K：Welcome to Kevin's English Room Podcast Plus　今回もMCタカさんとお送りします
T：MCタカです　
K：ご参加ありがとうございます　あのーレコーディング前の話なんですけど　DMの話　どんなDMが来るかとかフィルター文化とか　私たち二人ともビビっていますが
T：何度も
K：そう？
T：うんまずDMって読む？ケビンは毎日たくさんDMが来ると思うんだけど
K：えーとそうですね　うーんたまにDMをチェックしていますね
T：返信はしたことある？
K：うん　たまに返信する
T：マジで？
K：しますよ
T：ファンの方に？
K：うん　ごく稀に
T：へぇー
K：うん
T：俺はしないね　一度もDMに返信したことない
K：それってあの時々うーん　心を込めて返信したり　たまにすごく親切で気持ちが伝わってくるような　それに対してありがとうって言うことはありますね
T：そうなんだ
K：それからあとー　これはこうでこうでありがとうございますみたいな感じで　うーんそう
T：それって結構意外
K：でもほとんどのDMは返信しない　もしくは見てない　ありえますよね
T：ありえるね
K：うん
T：セクシーなインスタグラマーからDMが来ることってある？
K：あるよ
T：あるんだ
K：うんたまにある
T：それに対して返信する？
K：それはすごく危険な行為だと思うんだよねw　それってすごくなんかあのー　それってただ
T：リスクだよね
K：そう　リスクはたくさんありますね
T：あるある
K：そうそれになんて返信すればいいんだ？
T：そうだよね
K：でしょ？
T：うん
K：じゃあもし「あなたが大好きです　すごくタイプです　会えますか？」みたいなDMが来たらなんて言えばいいんだよ？
T：そうだね
K：どうする？その状況にどう対処するのが正解？それは私にとってはデッドエンドでしょ
T：そうそう　他に言うことないよね「ありがとう」としか返事のしようがない
K：その通り「ありがとうございます　感謝します」とかね
T：でも同じようなDMがなぜか80％　いや80％とは言わないけど60～70％の女性から届いて「大好きです」みたいなDMが来るんだよ　彼女たちには大抵さ子供がいるの　なぜかわからないけどｗ　相手のプロフィール写真を見るとさ　たとえそれが小さくてもさ　あの円形のプロフィール写真でそこに子供が写っているのを見ることができるのｗ　プロフィールをチェックする必要さえないよね　ママだってことはわかってる　だからそういうDMを送るのはやめてくださいみたいな
K：うん
T：Z世代の子とかからも来る？
K：うん来る　来るよでも誤解しないでほしいんだよね　インターネットは大好きだから　ネットが私たちにもたらしたものってスゴイでしょ？　以前だったら例えば出会い系アプリとかさ　俺は出会い系アプリとか全然アリだと思うんだよ　それが革命を起こしたと思うんだよ
T：その通り
K：すべてにさ　それにDMも似たようなコンセプトでしょ？インターネットのさ　今までだったら出会えなかった人と繋がれたり
T：そうだね
K：それって全く新しい出会いの機会をもたらしたでしょ？パートナーと出会えたり人生に楽しみをもたらしたり
T：そうだね
K：俺はそれはアリだと思う　でも今の仕事ではそれを完全に活用したり　そういうのはちょっと難しいよね
T：そうだね
K：そのーバランスがね
T：その通り　さっき話したような「あなたはとてもカッコいいわ」みたいなDMをくれる人たちが嫌いなわけではないんだよ　感謝はしてる　でも時々さ限界をはるかに超えるようなＤＭがあるんだよね
K：そうだね
T：そういうDMを読むことはできないけど　たまにそういう人もいる　アイドルグループとか女性アイドルグループとかには不適切なDMがたくさん届くと思うんだよ
K：そうですね確かに
T：僕がTikTokのようなインフルエンサー的な活動を始めたときに最初に学んだことは　DMを送るのは男性だけではないということだったね　女性もそのようなDMを送るんだね　知ってた？
K：もちろん
T：それってビックリだったんだけど
K：そう？
T：うん
K：そうか
T：すごく　僕は決して返事をしないしただそれを見るだけだけど　マジで驚きだったね
K：そう？
T：うん　それにたまに　最近はDMをあまりチェックしなくなったんだけど　でも初めて来たときはさ　みんなが僕のやっていることに注目してくれていることがすごく嬉しかったんだよ
K：うん
T：そうだからDMを読んで誰かかわいい子がいたら「あっこの人のプロフィールを見てみよう」みたいな感じでさ「わぁすごくかわいい」って　返信はしないけど写真を見るのだけは楽しんだりさ
K：うん
T：でもYouTubeに飛ぶと　申し訳ないけどさ正直に言うと「嘘だろオイっ」みたいな感じ　インスタグラムとYouTubeの間に何があったんだって　フィルターにかかってさ　完全に別人
K：そうだね　TikTokのフィルターってマジで精密
T：そうだね
K：だからマジでわからない　今はメイクアップフィルターとかそういうのあるでしょ
T：そうそう
K：よくできてるよね
T：そうだね
K：それを見分けるのは無理
T：そうだね
K：人によっては顔の一部を切り取ったりしてすぐにわかるんだよ「あぁ顎をシャープにして」みたいな　シャープ効果はマジでクソｗ　でも一定の人はすごく自然なんだよ
T：そうだね
K：それで　そうそう
T：男性でもね　俺は使っていないけど　多くの男性がフィルターアプリを使って写真を撮ってるよね
K：今SNSをやっている人たちの多くはフィルターで人気を得たようなところから抜け出せないでいるよね
T：そうだね
K：人気が出て今はフィルターなしには投稿できない
T：その通り
K：それが彼らの弱点になっている　彼らはあのー本当の顔　つまり少なくとも彼らはそれが弱点だと思っているんじゃないかな　そうそれは
T：本当にその通り　俺はいつも「次は何をするんだろう」って思ってる　彼らのファンって彼や彼女がインスタグラムやTikTokにあげるのを期待しているわけじゃん？
K：そうだね
T：でもそれは彼らの実生活ではないんだよ　ネットの中だけの話　偽物の自分みたいな
K：そうだね　一番かわいい女の子って一番自信がないような気がするんだよね
T：なんでそう思うの？
K：だってさ　たとえばある女子がかわいい顔をしていたら　もしくはイケメンがさ　自信があるでしょ？　そういう人たちは自信があるって思うでしょ　でもその人たちが一番不安だと思うんだよね　だってみんなに「かわいい」「カッコいい」って言われて育って　それが自分たちの肯定になってるわけだから
T：その通り
K：ただもし彼らが何かで成功したら　例えばいきなりバズったとするでしょ？彼らはいつも「きれい」とか「カッコいい」とかいうコメントをもらうでしょ？
T：うん
K：それって決して　ビジュアル的な面の肯定は常にあるわけじゃないんだよ　だから外見を受け入れられないという影響を受けやすいんじゃないかな
T：うんうん
K：そう　彼らは自分の外見を褒められることに慣れきっているんだよ「ブサイク」とか「かわいくない」とかそういう一言があるとすごく傷つきやすくなって破壊されちゃうみたいな
T：その通り確かに
K：そう
T：自殺する人もたくさんいるし
K：そうだね
T：そういうコメントとか　超個人的に受け止めちゃって
K：そう
T：俺は個人的には受けとらないけど　俺の動画にクソコメントを残してくれるのは大歓迎なんだよ　でもそういう人たちは「かわいいね」とか「カッコいい」とかそういうふうに育てられてきた人たちなんだよね
K：そうだね
T：もしかしたらそのコメントひとつで過去20～30年間の　心の中で大切にしてきた価値観が崩れてしまうかもしれないよね
K：そうだね　それは大きな弱点だと思うんだよ
T：そうだね　ケビンにもそういうところある？どういうふうに育った？
K：私は「かわいい」とか「ハンサム」とか言われずに育ったね　だから自分の中にそういう思いが芽生えることはなかった　うーん俺はバイリンガルで育ったでしょ「日本語を話せるんだーすごいね」とか「英語うまいねー」とかいつも言われてたよ　その逆もあって　例えば「文法的に間違ってるよ」とか「英語がおかしいよ」とか言われて　それが私の私の弱点だったかな　だからSNSを始めたらそれがバレることは分かっていたから　最初に「私の英語は完璧じゃないからねみんな」みたいな感じで　このポッドキャストでも「私の英語はクソです」とか「このポッドキャストには常に文法の間違いがあります」って繰り返し言っているんだよ　だからこの番組ではそれを当てにしないようにねって　そうやって2年間のSNSライフを乗り切ったんだよね　そう
T：ちょっと話が逸れるけど
K：うん
T：これは興味ある人がいると思うんだけど　英語を教えている TikToker や Youtuberはさ　英語をベースにしたコンテンツを作っている人たちの多くってさ　私が知っている限りでは完璧に英語を話せるわけではないと思うんだよね　でもそれって大きな問題じゃないと思うんだよ　だって最高のプロ野球選手が最高の教師であるわけではないでしょ？
K：そうだね
T：何人かはそうかもしれないけど　ほとんどの選手は　もし才能があったとしてもさ　彼のようなことができない人のことは理解できないからさ　教えるのは苦手でしょ？でも日本にいる英語のTikTokerやYouTuberとかインスタグラマーは英語を教えるのがすごく上手だと思うんだよ
K：そう思う？
T：でもそれって彼らが最高の話し手ではないからだと思うんだよ　完全に流暢に話せるわけではないから　例えば私はまったく流暢じゃないよね？私のボキャブラリーは中学生レベル　ただ話すことはできるけど表現力は超低いみたいな
K：日本育ちでしょ？
T：そう生まれも育ちも日本　私のTikTokが流行ったのは私の英語の教え方が他のTikTokerとはちょっと違ったからで　それはまゆちゃんやさゆりちゃんと同じで　さゆりちゃんは英語上手いけど　でも多くのその　例えば英語を比べたら　比べ始めたらさ
K：うん
T：流暢に話す人たちと私たちとを比べたら大きなギャップがあるでしょ
K：その通り
T：でもそれはそれでいいと思うんだよ　そうであるべきだと思う　教えることを通して学べばもっといいものができるはずだし　教える技術も向上するでしょ　内容もどんどん良くなっていくでしょ
K：そうだね
T：だからそうじゃなくて　俺なにが言いたいんだろう？
K：そうだね　うーんその自分の中にある弱さみたいなものは　そんなに大きな問題ではないってことでしょ？だってSNSでコンテンツを作るのに完璧である必要はないんだから　とてもよくわかります　はい
T：今日の最初のトピックは何だったっけ？
K：最初のトピック？
T：ううん　このエピソードの
K： このエピソード？ DM とかの話
T：話ズレたねｗ
K：話題を逸らすのは好きなんで　この辺で切り上げたいと思います
※以下省略