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やまちゃん、フランスで迷子になる。

登校初日にフランス人に救われた青年の話。
引用元:「英語で雑談!Kevin's English Room」11-08-2021

意訳
ケビン:やまちゃんは初めて フランスて学校に行ったときのこと覚えてる?
やま:うーん俺は 質問は「行くことを決めたとき」だよね 留学することを決めたとき
ケビン:そう行こうと決めたとき
やま:ケビンは覚えてる?
ケビン:うーん あんまり
やま:あんまりか
ケビン:うーんその瞬間みたいなのはなかったね
やま:そうか
ケビン:日本に行こうっていう
やま:そうか
ケビン:ただ自分の中に思いが募ってさ
やま:俺もそうだよ 俺はずっとヒッポって活動をしてたでしょ
ケビン:そうだね
やま:そこにはたくさんのお兄さんたちがいて 俺みたいに海外に行くようなさ その人たちを見て「あーかっこいいな 」って思ったんだよ
ケビン:そうか
やま:うんそう そういうことが毎年のようにあってさ
ケビン:うん
やま:そうだから なんとなくやってみようって思ったんだよ毎年 うんだからある瞬間に決めたっていうような感じではなかったよ でもおぼえているのはさ 俺は紙に書いたんだよ その団体に提出する紙があって 
ケビン:うん
やま:うんそう 俺はその紙を書いたときのことをおぼえてるんだけどさ
ケビン:うん
やま:そう友達と
ケビン:そうか
やま:俺たちはお互いに「おまえが書けよ おまえが書け そっちが先に書け」って押し付け合って 俺たちは勇気がなかったからね
ケビン:それはなにか設定しなければならない目標みたいなやつだったの?
やま:ん?
ケビン:それはさ 目標っていうか設定しなきゃいないあの あぁ申請書のことか あーわかったわかった
やま:海外に行くって決めたときにさ 紙を書いてそれで申込書として提出する必要があるんだよ
ケビン:わかった わかった
やま:そう
ケビン:その瞬間は緊張した?
やま:うーん少しね いやすごく
ケビン:そうだね やまちゃんはフランスが日本とは別世界だから選んだんでしょ?
やま:そう
ケビン:私はいつもfurthersetって言っちゃうんだよね でも実は間違い furthestです
やま:そう
ケビン:そうです 日本から一番遠い 全然違うから
やま:うん
ケビン:そうだから言語とか文化とか
やま:そう
ケビン:そう 不安だよね
やま:うんでもね 同時にわくわくした感じ でも恐怖感が一番
ケビン:そうか
やま:心の中では
ケビン:怖いっていうのは死ぬかもしれないっていう怖さ?それともみんなに受け入れてもらえるかどうかみたいな感じ?
やま:うんそう だってフランスのことは知ってるし 危険な国でないことも知っているからね
ケビン:そうだね
やま:うん単純に 遠いし何も知らないから怖いけどさ でもそうだね
ケビン:私は自分の中に日本に行きたいという気持ちが芽生えた瞬間にワクワクする気持ちだけがありましたね だからワクワクしかなかった
やま:そうか
ケビン:それで興奮だけだったよ 
やま:希望とか
ケビン:夢とか 日本に行けるイエーイ! みたいな
やま:そうだね ケビンは日本を知っていたからね
ケビン:もちろん 文化も知っているし何度か行ったこともあるし 前にも住んでいたことがあるから そうまた行きたいと思っていたんだよ でも一番緊張したのは学校の初日の2~3日前だったね あぁどうしようって感じだったよね
やま:そうか
ケビン:俺は馴染めるだろうか 友達ができるかなって
やま:そうだね
ケビン:友達作りの戦術がわからなかったからね なんとなくはわかるんだけどその距離感とかさ 俺にはキレが足りないというか
やま:うんそうだね それは日本とアメリカでは明らかに違うからね
ケビン:そうそう それで俺は俺はとても不安で でもうん大丈夫だった
やま:そうか
ケビン:楽しかったよ
やま:楽しかったか
ケビン:ワクワク感の方がもっとね うん
やま:いいね 
ケビン:最初に友達作るときって 自分と似た人とか似た環境の人とかさ 帰国子女みたいな そういう人と友達になったね そうそうそこからグループになって そうそうなったね
やま:うん いいね
ケビン:うん
やま:俺は学校に行った最初の日にさ
ケビン:うん
やま:すごく緊張していて
ケビン:うん
やま:それで俺がいた町から高校まではスクールバスで行ってたんだよ
ケビン:そうか
やま:どれが正しいバスかわからなかったんだよね たくさんのバスがあって
ケビン:そうか
やま:どれがどの学校へ行くのか
ケビン:うん
やま:だから正しいバスを選ばないといけないんだよ
ケビン:うん
やま:ホストマザーがさ「緑のバスよ」って言ってくれてw
ケビン:緑のヤツってwww それじゃ全然わかんないw マジか
やま:そう青っぽい緑のバスとかさ
ケビン:うん
やま:「待てよ このバスか?」みたいな
ケビン:その後もっと緑色のバスが来ちゃうんでしょ?
やま:わからないよね「これか?いやこれか?」でもそう それで俺は運転手にさ このバスでいいのかどうかって尋ねたんだよ それでやっと見つけた
ケビン:あぁ見つかったんだ
やま:うんそう 正しいバスを見つけて学校に行った でもマジですごく怖かったよ
ケビン:そうか それでほかに何かある?これはたぶん次のエピソードになると思うけど なにか初日の いろいろなことが起こったりね
やま:もちろん
ケビン:ある?
やま:フランスに初めて来た時にさ それはカンヌだったんだけど俺は学校に行かなきゃいけなくて 学校に行くときにさ ホストマザーが俺をバイクに乗せてくれたんだよ それは良かったんだけど
ケビン:うん
やま:その後にさ 自分でバスに乗って家に帰らなければならなかったんだよ
ケビン:そうか
やま:でも乗るバスを間違えちゃってさ しかも全然違うバスに
ケビン:そうか
やま:逆方向に行っちゃって 家に戻るのに3時間かかった
ケビン:マジかー
やま:完全に一人きりで誰もいなくて フランス語はまったく話せなかったでしょ?
ケビン:うん
やま:そうそう バスの中で座ってバス停の名前を待っていたんだけどさ まったく違うバスだったからさ
ケビン:うん
やま:そう 俺は長い間ずっと座ってた
ケビン:そうか
やま:そう ターミナルに着いちゃって
ケビン:うん
やま:バスの運転手さんが 「あっここが最終駅です」 って言った後 「えっ」 って
ケビン:「俺の家じゃない」ってw
やま:そう 全然知らない場所だった
ケビン:うん
やま:バスの運転手さんにさ ほら下手くそなフランス語でさ「僕はここに行きたいんです」って言ったら「え?!ここからだいぶ遠いけど」って それから彼は俺を正しいバスに連れていってくれて
ケビン:そうか
やま:バスの運転手さんが彼に「この子にこの駅で降りてこの駅でバスを乗り換えるように教えてあげて」って言ってくれて 全部教えてくれた
ケビン:すごいね
やま:彼はとても親切だったよ その運転手さんはすごく親切だった 彼は俺に「ああここで降りて あれに乗り換えて」って
ケビン:わぁそれはよかったね 親切だね 本当に親切
やま:あれは大冒険だったね
ケビン:そうだね 大冒険だったね
やま:初日から迷子
ケビン:恐怖体験だったね 
やま:それでホストマザーがパニックになっちゃって
ケビン:そうか「やまちゃんが帰って来ない!」 www
やま:俺が家に戻ったら みんなが 「おかえり!」って感じだった
ケビン:「やまちゃん戻ってきた!生きてた!」って みんな聴いてくれてありがとう

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