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中途半端な改善について
ここ数年、コンビニのレジはちょこまかと変化し続けています。近所のセブンイレブンでは、いつの間にか顧客側が画面タッチをして支払い方法を選択するシステムが採用されました。
はじめてそれと出会ったとき、私は(当然のことながら)気づかずに「SUICAで払います」と言いました。店員さんはめんどくさそうな顔をして、画面のほうを指差します。店員さんにとっては1000回以上見たシーンも、私にとってみればはじめて見るシステムなわけです。この辺の配慮のなさ、相手の立場に立てない想像力のなさに、親切心の欠如を感じてしまいます。
すべてのレジの入れ替えが終わっていないためか、別のセブンイレブンでは、今でも店員さんのほうで支払い方法を操作するタイプのレジが稼働しています。「SUICAで払います」と宣言しなければなりません。レジの形状を見て、いちいち顧客がどっちのタイプか見分けなければならないのです。地味に神経を使います。神経を消耗した分の代金を支払ってほしいものですが、よく考えたらチップ(サービス料)も払っていないのでチャラとしましょう。
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