印象にまで責任は持てない。地獄で会おう

たとえ同じような事柄であっても、「私はこう思う」と表現するのと「あなたはこうだ」と表現するのではニュアンスがまったく変わります。後者となると指摘の要素が強い。よほどの信頼関係が成立している自信がない限り（できればそれなりに信頼関係があったとしても）、後者の表現はしないほうがよいでしょう。

言葉の使い方には気をつける。それを前提とした上でのお話をしたいと思います。

あなたとは別人である私が「私はこう思う」と言ったところで、相手が指摘や悪口などと捉えて不愉快な気持ちになることがある。相手が感じ取る印象にまで、他者は責任を持つことができません（そういうのをハックしようとがんばっているビジネス書はいっぱいありますが、気休め程度でしょう）。他者を言葉で不快にさせたくなければ、究極的には黙るしかないのです。