24/2/23 パナソニックミュージアム①

 先日、大阪・伊勢旅行にいきました。これから、そこで回った博物館や施設の感想を、ちょこちょこ書いていこうと思います。今回は、パナソニックミュージアムの概要についてです。

施設概要
 パナソニックミュージアムは、パナソニックグループ(以下、同社)の歴史に関する展示を行っている施設であり、同社が創業100周年を迎えた2018年3月に開設した。施設は、同社の創業者である松下幸之助氏の経営観、人生観に触れる「松下幸之助歴史館」、同社の歴代の製品を通し、同社のものづくりのDNAを探る「ものづくりイズム館」という2つの建物から構成されている。どちらも、無料で入場することができる。今回は訪問できなかったが、敷地内には「さくら広場」という公園もある。敷地の入口の正面には、松下幸之助翁寿像が設置されている。

松下幸之助歴史館
 はじめに、松下幸之助歴史館を訪れた。入口付近には、同社の創業100周年を祝し、グループ会社から贈られたさまざまな美術品が展示されている。また、受付では松下幸之助氏が著書で使用した言葉「道」「素直」などをあしらったグッズが販売されている。
 展示室では、松下幸之助氏の一生を、幼少期から晩年にいたるまで解説した巨大なパネルが設置されている。松下幸之助氏がその頃何をしていて、世界ではどのようなことが起こっていたか、また印象的なエピソードなどがイラストとともにわかりやすく紹介されている。各パネルの横には、松下幸之助氏が執筆しベストセラーである短編随筆集「道をひらく」に掲載された文章が書かれた長方形の紙が設置してある。(この紙は合計30枚で、無料で頂くことができるが、グッズコーナーに300円でケースを販売している。商売がうまい、、)

ものづくりイズム館
 次に、ものづくりイズム館を訪れた。こちらでは、歴代の同社の製品を中心に展示されている。特に印象深かったのは、松下幸之助氏が社員に給料を渡す際に添えていたメッセージ(コラム)の一覧である。うまくいっているときこを、気をつけよという内容からは、松下幸之助氏の経験からくる、周りに揺さぶられない冷静さが感じられた。

また、松下幸之助歴史館で感じたことの詳細などを後日投稿します。


 


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