R01 教務通信 第5号
令和元年12月11日 発行
未来が変わる生活習慣
人格(性格)は日々の習慣で作られる
よい人生、思い通りの人生を手に入れられる人は、よい人格を手に入れているといえます。人格は生まれ持ったものではなく、生きている中での習慣の積み重ねによって形成されます。
今後、どんどん社会の常識が変化していき、どんな未来がやってきても、その中で一番よい生き方ができる人を育てることが学校の目標の1つです。そのためにはよい人格を持った生徒を育成しなければなりません。
「時を守り、場を清め、礼を正す」
教育者の森信三先生が唱えた、この3ヶ条は、物事がうまくいくためのシンプルな原則です。全ての人にとって当てはまります。本校においても大切にしている目標です。
この3ヶ条を守っていく生活習慣によって、わたしたちは未来を変えていく力を得ます。まず自分の力が伸びます。学力であったり、仕事のスキルであったり、自分の夢を実現するための力が伸びます。それからチャンスが増えます。人に信頼されるようになり、自分の力を発揮できる機会が増えていきます。そして、安心して生活ができる環境が手に入ります。
ベル着・清掃・身だしなみ
「時を守り、場を清め、礼を正す」の具体的な実践は、まず「ベル着」です。授業がチャイムと同時に始められることです。そのためにはチャイムが鳴るまでに教室に入らなければなりません。それから「清掃」です。教室が散らかっていては力を伸ばせません。ゴミが目に付いたら拾いましょう。掃除の時間には一生懸命掃除をしましょう。最後に「身だしなみ」です。制服をきちんと着こなすことは礼儀の最初の一歩です。靴の踵も踏まないようにしましょう。
これらのことを、学校のルールだからということではなく、みんなが幸せになるシンプルな方法だからと理解して、生徒も教員も一緒になって実践しませんか。もっともっとよい学校になっていくと思います。
きちんとできている人を認めること
人は、人に認められて初めて、自分の行動が正しいのだと認識できます。人に認められることは次の行動へのエネルギーになります。褒められると、自信がわいてきます。本校で使っているGoodカードは、人の良いところを認めていくための優れたツールです。きちんとできている人にどんどんGoodカードが渡せるようにしたいですね。そして、学校をよい学校に変えていきましょう。