だれかを救済したい人へ

救済というのは、他人がしてやる救済もたしかにあるのだが、本質的には、やはりお前達の向上であろう、向上したくないのに、向上を押し付ければ、それは罪である、お前達人間界の罪ではなく、霊界的に罪である、霊界は自由意志がベースなのだ。だから救済したいというお前らの意志は重要だが、それと同じくらい、救済されたいと願うものの自由意志も重要で、それに限って言えば、救済されたいとまず願うこと、その確認作業から始めることだ。

救済というのは物質をただ補給してやることではない、物質もあり、霊界的知識も豊富にある状態だ。霊界的知識を持ち合わせないままの救済者というのは本質的にはありえない。しないほうがよいとまでは言わないが、本当に救済がしたいのなら、まず、霊的知識を身につけること、そして、私達のような霊の存在を借りて、お前達に顕れてやることだ。それは救済者となるものの知識に依らなくてよいから、非常にラクな部分もあり、しかし、私達の言葉だから、通常そのままでは受け入れられないだろう、その部分も含めての救済である。

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