2023-11-22 そこそこのワインという選択(がぶ飲みではない)

500円とか、398円などのワインは、正直、知れているし、そもそも、おいしかったらそれ相応の値段をつけるはずだ。おいしくないんだからその値段で売っているのだ。もしくは、保管状況が悪かったとか、太陽光に当てすぎたとか、定温じゃないとか、いろいろあるだろう。まあ、正直なところ、いろいろ低価格帯のワインを飲んできたが、当たりといえるワインには出会ったことがない。しいていうなら、白ワインだろうか、赤の低価格は本当にろくなものがない。

カベソーは低価格ワインの要となる品種だが、カベソーやメルローくらいしかまともに飲めるものがない。カベソーは早熟だから自転車操業的な生産に向いてるのだろうか、2年3年でもけっこう飲める物が多い。

まともなワインというとやはり1本1000円は出せないと厳しい、2000円以上出してようやく味がまともになってきたのかなと言うか、熟成による渋みや重みが味わえる。昔は、サイゼの2000円のワインでかなり重厚な味わいが楽しめたが、今はどうだろうか。なかなか、わたしもワイン1回2000円など払える世帯でもないから、2000円以上のいわゆるまともなワインというのは夢のまた夢である。

逆に、1本1000円台であればどれ買っても少しは楽しめる、まあ日本人のワインの楽しみ方は味を楽しむという方法ではない、ワインじゃぶじゃぶ生活ができることを周囲に見せつけたい人や、カネが捨てるほど有り余っている人間が選ぶよくわかってない買い方とか、とにかく安物をじゃぶじゃぶ飲んで、ワイン飲んでる気になっている人間とか、そんなのばっかである、あまりワインの味そのものにあまりこだわっていない。

最近のサイゼのグラスワイン、赤毛白も飲んでみたが、サイゼリヤの歴史の中で今が二番目にワインうまいのではないだろうか、いっかい一番美味かったときは100円の白でもうまく熟成された感じが出ていた。今は、それほどではないにせよ、果実感があって、ワイン好き~ワインライトユーザーが楽しめるちょうどよい味になっている。正直サイゼのワインは1杯400円は出せる、少なく見積もってこれだから、あの味では他の店では相当取れる。でも、サイゼは取らない。そこが不思議だが、ようするに、バカ安ワインはいまはサイゼ一択、250mlのデカンタを楽しむのがいいのである。それをしないなら、やっぱり1本1000円は出そう。という記事であった。


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