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一ヶ月ぶりに自転車に乗るとどうなるか?

前回のnoteからほとんど一ヶ月がたってしまいました。
その間、通勤や買い物などで自転車に乗っていたものの、
ヒルクライムや長めのライドはご無沙汰。
しかし今日は久しぶりに時間のとれる日曜日。天気も良好。
これは行くしかないでしょう。
一ヶ月のブランクはあるにせよ、
・体重にはほとんど変化なし(66.5kg程度)
・体調もまずまず、睡眠もばっちりとれている
ということもあり、「ひょっとしたら11分台とれるのでは?」と淡い期待を
もっていました。ちなみに京見峠のPRは以下。

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京見峠のセグメントは複数ありますが、「公式」と書いてあるので、
以降このセグメントで見ていきます(単純)。

一ヶ月ぶりに京見峠へ

昼下がり、買い物や家事を終えて

桂川CR→嵐山→きぬかけの道→紫野鷹峯

経由で京見峠のふもとに向かいます。
特に意識して獲りにいったわけではありませんが、
道中の(平坦か簡単な坂の)セグメントではPRがちょこちょこ出ていました。

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実際、平坦は結構順調に進んでいるという実感はある。
西大路に入ってからは、体力と呼吸を整えるべく、軽めのギアで走行。
そして、意欲満々にいつもの峠入り口にたどり着いたのでした。

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さあ登坂だ!スタート地点の温度計は27度。ちょっと暑いが好条件です。

あれ?なんでこんなにツラいんだ?

いつもここを登るときのギアにセットして、登坂を開始しました。
久しぶりの峠です。最初から飛ばすのはちょっと危険だと思い、
前半は控えめ、後半にスパートをかけようと作戦を立てました。

走って一分ほど、最初の二車線区間に入ったところで、あることに気づきます。

あ、今日ダメだわ

控えめで回しているハズ。しかしもう疲れが身体を蝕んでいるのがわかる。
呼吸は辛いし身体も重い。何より前に進もうという気力が湧かない。
ちょっと前までは、疲れたら疲れたなりにあがくことができていましたが、
今日はもうダンシングすら面倒、疲労のままにギアを落としてしまいます。
さらには、インナーローですら辛く、自転車が静止して足がつきそうになる始末。
後半の長坂道合流地点に入った時点でもうPRは100%ないと悟り、
あとは消化試合、「久しぶりだし」を言い訳に、チョロチョロと登ります。

氷室分かれが見え、傾斜がほぼ0%の区間に入っても、最後の追い込みはできず。

結果

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2:20遅れはさすがに予想外です。最初に登ったときとあんま変わらんやないか!
さすがにここまで遅くなるのはショックでした。

分析

体重が増えたのでもないし、体調も別段変わったところはありません。
平坦区間であれば、実際、前よりもよい記録でした。
ただ、仮に「ヒルクライム能力」なるものがあるとすれば、
一ヶ月のブランクはこの能力を着実に低下させることがわかりました。
より具体的には、

疲れがより早くやってくる

ことがかなり実感できましたが、それ以上に、

疲れた状態から頑張る/もがく仕方を忘れてしまう

という致命的状態になってしまうことを身に染みて感じました。
こうなってしまうと、途中からはただ流して走っているだけになり、
1分1秒短縮する態度とはほど遠くなってしまいます。

「時間がない」「天気悪そう」を言い訳に家にこもるのではなく、
ただひたすらにヒルクライムをルーティンとしていく。
その気概が大切なのですね。
早朝から走られているみなさんのことが、ほんの少しだけ理解できた気がします。



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