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沖縄県南大東島の見所紹介①

前回は沖縄県南大東空港についてでした。今回から南大東島の名所を順に紹介します。まず海に近い道路を走ったので海岸沿いからです。

なお本日でnoteを書き始めてちょうど1か月。1日も休むことなく書きました。まだ紹介しきれていない日本全国の名所が多くあるので、ネタ切れまで頑張ります。

1.バリバリ岩

空港を出てまず反時計回りに進みます。島のちょうど真北に来ると「バリバリ岩」の看板を右へ。

バリバリ岩休憩所修正修正

立派な東屋や公衆トイレがありました。足元注意とあるので、まるで凍結路面を進むかの様にゆっくり進みます。雨降った後ではないですが、かなり足元悪かったです。

バリバリ岩修正修正修正

地殻変動により地層がバリバリと割れたのが名前の由来。しかも向きがちょうど真北を向いているので、おすすめの訪問時間は正午。当日はそれを知らなかったのですが、11時過ぎでもなんとか撮影出来ました。ブラタモリが南大東でロケするなら間違いなく行く場所でしょう。

2.北港

南大東港北港看板修正修正

バリバリ岩から少し西に車を進めると、通称北港、南大東港北地区があります。港の入口には展望台も。

南大東北港から見た北大東島修正修正

展望台近くの舗装道路から港に降りて行きます。港は船が来ない限り天気がよい日は釣り人がいることも。何より天気が良い日は北大東島が見えます。

だいとう2

当日は不定期船「だいとう」が南大東島に来ない日でした。写真は久米島への船旅より。那覇港では岸壁にばっちり接岸しますが、南北大東島では港でも急に水深が深くなり、岸壁に船をくっつけると船が破損します。そこで数m離れた場所に係船ブイを使用し、人も貨物もクレーンで積み下ろします。

動画はネットよりお借りしました。しかも海況によって利用する港を使い分けます。「だいとう」は北港の他、後で取り上げる西港や亀池港も利用する事があり、使用する港は入港当日に決まります。更に3港共海底地形の都合で「だいとう」が使う岸壁に防波堤はありません。

3.南大東漁港

RAC868南大東漁港

北港から少し西に進むと南大東漁港があります。上記の写真は帰りの飛行機より撮影。掘り込んでいる所が南大東漁港です。本土や沖縄本島、その他の離島の人なら(少なくとも自分も)、何でこんなに岩を掘りこまなければいけないのと思うほど。でも上記の写真の通り、南大東島は海岸線がほぼ全て崖。またすぐに水深が急に深くなるので防波堤が造れない場所ばかり。そうなると最後は今まで島のところを掘って(時にダイナマイト使って爆破して)造るしかありません。

南大東漁港1

総工費は300億円、工事は平成元年(1989年)にはじまり、11年かかって完成。これにより小型漁船がクレーンを使わなくても海に出し入れ出来るほか、漁業規模を拡大したり、小型漁船の避難に利用出来るようになりました。面積は南北100m以上、東西500mもあります。ただそれでも不定期船「だいとう」は利用出来ません。もし「だいとう」が接岸出来るような港を造ったら桁違いな金額と時間がかかるでしょう。

南大東漁港2

漁港の入口にあった石碑。周辺の豊富な水産資源を活かして産業を発展して欲しいです。

4.夕日の広場

行った当日、夕日の広場へ向かう1本道が工事中で行けませんでした。南大東観光協会さんからお借りした画像を貼ります。次回行けたら行きたいです。

夕日の広場

夕日の広場②

5.西港公園

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不定期船「だいとう」は西港の利用が多いとの事。沖縄本島は西側です。

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不定期船が接岸する岸壁です。

南大東港西港1

西港には公園があります。

南大東港西港ミレニアムパーク修正修正

ミレニアムパークとあります。

西港大東犬

犬を散歩しに訪れた島民がいました。足が短いので聞くと大東犬との事。大東犬は後の記事で飼っている店を紹介する時に詳しく書きます。

6.塩屋プール

ここも一本道が道路工事で行けず。南大東観光協会さん提供の写真。

塩屋②

塩屋海岸

7.亀池港

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島南部にある港で、入口には建物がありました。

亀池港

防波堤がある漁港向けの岸壁がありました。これでも南大東漁港が出来るまで小型漁船がクレーンで出入りする事が出来た程度。

亀池港9302

先ほどと同じ場所で撮影。なお亀池港の「だいとう」が寄る岸壁は行きませんでした。

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港の入口です。

8.海軍棒プール

海軍棒プール展望台修正修正

島東部、南大東空港に近い場所にある人工的に造ったプールです。展望台があるのですが、立入禁止でした。

海軍棒プール山

展望台そばの高台より撮影。枠の向こうへ行くと深い海です。

海軍棒プールした修正

細い曲がりくねった道を降りると、入りたくなるプールになっています。潮の干満で海水が入れ替わります。穏やかな干潮時の利用時がおすすめ。


ここまでご覧くださり、ありがとうございました。次回は島の内部にある名所を紹介していきます。

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