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現場主導の業務効率化・kintoneプロジェクトを始める!

公開日:2023年7月8日

画像はトランギアのアルコールバーナーです。ちょっと湯沸かしをしたいときなどに便利な一品で、本題とは関係ありません。

さて、初めてkintoneを活用する段階をイメージしつつ、自分用のメモ・振り返りとして投稿します。

事前情報としておすすめのコンテンツ

事前情報としてインプットしておくと、関係者間で共通認識にできるので今後のやり取りがスムーズになります。

①kintone hive(キントーンハイブ) 公式ポータルサイト

kintoneの活用アイデアをユーザー同士で共有するライブイベントです。過去のアーカイブやレポートが掲載されています。kintoneでどんなことができるのかざっくりと掴めます。

数々の事例から私個人が感じたプロジェクトを進めるにあたりキーとなるポイントをあえて4点に絞りました。

  1. トップや推進者の覚悟(いつまでにどこまでの領域を変化させるか)

  2. 業務フローの言語化・可視化(現場の流れに誰よりも詳しくなる)

  3. ツールの構築スキル(最初はとにかく動かしてみる)

  4. 関係者や実際の入力者への理解と定着(スモールスタート→継続的な修正)

これらを社内外含めたチームの中で、それぞれの役割を誰が担うか(兼任含む)ということで失敗の確率を減らせます。

②kintone SIGNPOST(キントーン サインポスト)

kintone SIGNPOST のコンテンツは唯一絶対の正解として適用させるわけではなく、継続的な業務改善をするための道しるべとして活用します。

「業務改善はツールを導入しただけで効果が出るわけではありません。」という一文から始まり、プロジェクトのつまずきやすいポイントについて網羅的にまとめられています。

キックオフ時にチームで確認しておきたいこと

事前に確認しておきたいことを箇条書きで4点挙げます。

  • プロジェクトの最終意思決定者は誰か?

  • プロジェクトの主担当は誰か?

  • 業務効率化したい領域はどこか?それはなぜか?

  • ゴール・スケジュール:いつまでに何をどのようにしたいか?誰がやるか?

ゴール・スケジュールについては、1ヶ月後、3か月後、1年後、2年後…のように短期・中長期に区切ってどんな状態になっていたいか、ざっくりとでもすり合わせできていると軌道修正がしやすいです。

例:
1ヶ月後 → 営業支援アプリのリリース
3か月後 → 営業支援アプリをベースに物品管理、訪問スケジュール管理のアプリをリリース
1年後 → kintone hive 応募 など

アプリ作成にあたって

「インプットして、加工して、アウトプットする」流れの効率化を目指して、大小限らずアウトプットの状態をゴールイメージにすると構築しやすいと感じています。

例えば、営業支援のアプリをを作成する場合、「営業情報の一部をグラフ化して、次の施策検討に入りたい」ということであれば、必要なフィールドが明確になり、小さくスタートを始めることができます。

スプレッドシートやExcelでグラフやピポットテーブルができるようなデータの持たせ方ならkintoneへの移行もスムーズです。

私はまずはグラフイメージを持ってから構築していく方法をよく使っています

また、最初は複雑な業務より、シンプルな業務の領域から着手することをおすすめします。まずはkintoneをたくさん動かしてみて、基本操作を理解できると応用にもつなげやすいです。

とりあえず1週間以内になんでも良いのでアプリを作成してみましょう。

以上、初期構築段階の振り返りでした。

導入資料はすでに公式にありました

今回のnote作成後にkintone公式ページを見てみたら、すでに導入時の進め方の資料として丁寧にまとまっていました。さすがのCybozuさん、とても親切です。
このnoteは自分の振り返りということで…良しとします。

お試し中・検討中・はじめて使う方に向けて「ここからはじまるkintone導入ガイドブック」など多数資料が用意されていますのでご参考にしてください。

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