よんごひんご日記《5.13-5.19》

１３日(月)
アパートの通気口みたいな所の上に、ツバメが巣を作っている。駐車場にはカラスがいて、親ツバメとおぼしき２羽が甲高い声と共に直滑降でカラスに何度も寸止め攻撃をしているが、ビクともしない。ぼくも奇声をあげながらカラスに迫り、撃退に加勢した。自然の摂理に反した奇声だったかも知れない。

１４日(火)
今日の大谷さんの成績に「盗塁死」とあった。日本語の野球用語って物騒。アウトのことは死だし、死球、併殺、犠牲フライ、暴投、盗塁。実に物騒だ。牛から皮を剥ぎ取り丸めたものを投げつけ、バールのようなものでしばく。実に物騒だ。

１５日(水)
今はもうないTSUTAYAに行くためによく使ってた道路を、昼間久々に通った。そこにある十字路の信号機は、昼は普通の信号機の顔をしているが、深夜になると点滅信号機に変わることを、ぼくは知っている。ほかの車は知らないだろう。２人だけの秘密を共有している。ほとんど恋だ。

１６日(木)
そういえば、咳収まった。咳が出ないのことをありがたいとも思わないと。

１７日(金)
若さを、理不尽に対抗する力に使ってしまった。かなしい。

１８日(日)
フェスって秋にやればいいのに、台風シーズン避けて。もし主催するなら？ステージ越しの海が見えるところがいいかな。客席が傾斜になってないとだめか、ホールみたいに。浜辺にステージ作るとかか。でももし当日大きい地震があって津波まで想定すると来場者１万人（多いな）を避難誘導するのは至難の業。そんなのかなり低い確率だろうし、そんなリスクまで考えてたら何もできない。一度不安要素になると除外するのは無理かな。そんな責任持てるわけない。やめだやめだ。