2022/01/05
今日もお疲れ様でした。
皆さんも靴磨きしましたか?
新年の営業始め、普段は定休の火曜日スタートでしたのでスローだろうなと思っていたら、忙しく過ごさせていただく1日となりました。
皆様、本当にありがとうございます。
そして、2022年最初の靴はこちらです!
クロケットアンドジョーンズのキャベンディッシュ、今回はじんわりと仕上げています。
キラッと光らせるのは簡単ですが、そのバランス取りが難しい靴の代表格です。
この靴はホールカットのローファー、つまり継ぎ目はヒールだけで、1枚の革パーツから製靴されています。
エプロン(甲と指の間の範囲)にはモカ縫いが施されているので、これをしっかり理解している方は実は少なかったりします。
そうだ。
話を戻して、なぜ磨くのが難しいかを書かないと…
えと…
このキャベンディッシュ。
アッパーは地続きのためワックスで光らせる範囲にクッキリとした境目は作ることが許されません。
強いて言うならモカ縫いの下なのですが、これが大きな落とし穴となります。
そんな調子で鏡面!鏡面!と光らせることも考えていると、モカ縫いの下範囲から履き口の下範囲を全て鏡面にしてしまうことがあるのです。
ザックリとヒントを残しておきますが、こういった靴を光らせる場合はブラシの使い方がキモになります。
光らせておいてボカしたい部分は…?
今日にここで締めてしまいますが、どうかご理解を😏
イーズシューシャインな1日、今日はこの辺で…
杉村
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